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![]() 【スポーツ】ダル初登板 大谷は3戦無安打 大リーグ・オープン戦
【メサ(米アリゾナ州)=共同】6日、各地でオープン戦が行われ、カブスのダルビッシュは当地で初登板し、古巣ドジャースを相手に2回を無安打1失点で白星が付いた。4三振を奪ったが、2四球2暴投を記録した。試合は9−5だった。 エンゼルスの大谷はダイヤモンドバックス戦に「5番・指名打者」で先発出場し、2三振を喫して2打数無安打、1四球で3試合連続無安打となった。八回に代打を送られ、チームは4−5で敗れた。 ◆ダル、納得4奪三振昨季所属したチームに真っ向勝負を挑んだ。カブスのダルビッシュは初登板ながら最速95マイル(約153キロ)を何度も計測するなど球威で押し、二回まで無安打で4三振を奪う。昨季、ワールドシリーズに出場した主力中心の相手打線を最少失点に抑え「打者も空振りしていましたし、力があったと思う」と納得の表情を浮かべた。 約4カ月前まで同僚だった顔触れとの対決を「もちろん、投げにくい」と言う。だが、一回はシーガー、ケンプ、プイグをいずれも95マイルで空振り三振に仕留め、二回も直球主体に三者凡退。オフに5キロほど減量したことによる球速ダウンの懸念を払拭(ふっしょく)し「良かったと思う」とうなずいた。 伝統ある球団での注目のデビュー戦で、スタンドは満員になった。熱狂をよそに、マドン監督は「健康でさえいてくれればいい」と落ち着いた表情。1日の登板を体調不良で回避した本人も「とりあえず、試合に投げられたことが良かった」と冷静だった。 (共同)
◆大谷、変化球に苦戦オープン戦で初めて5番の打順に入り、2試合続けて出場したエンゼルスの大谷は変化球に苦しんだ。3打席目に四球を選んだが、そこまでの打席は初の1試合複数三振となる2三振に倒れた。 昨季8勝のゴッドリーのカーブに苦しんだ。二回は真ん中付近への球にバットが合わず、四回も内角低めに空を切った。「全部いい球がきていたし、なかなかしっかりタイミングを取れずにいっていた」と振り返った。 投打の「二刀流」で、打撃に全ての時間を注ぐことはできない。ほとんどの投手と初対戦なのも不利に働き、3戦連続の無安打に。それでも「自分のタイミングで入っていくことが第一。1回対戦した中で、こういうタイミングで投げてくるんだなという感覚をつかめばいい」と前向きに語った。 7日は3度目の登板に向けて投球練習する予定。これまでブルペン入りした日は試合に出ていないだけに「打席を重ねるごとに前進できればいい」と言う中で打者として感覚を磨くのはしばらく先になりそうだ。 (共同) PR情報
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