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【スポーツ】

川崎 悲劇のドロー 初勝利目前 痛恨のPK献上

終了間際に追いつかれ勝利を逃し、肩を落とす小林(11)ら川崎イレブン=等々力で

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 【シドニー=共同】アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は7日、各地で1次リーグ第3戦が行われ、H組の鹿島は敵地でシドニーFC(オーストラリア)に2−0で快勝して2勝1分けの勝ち点7とし、首位を守った。F組の川崎は川崎市等々力陸上競技場でメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と2−2で引き分けた。

 鹿島は前半に土居のゴールで先制。後半は相手の反撃をGK曽ケ端の好守などでしのぎ、終盤に植田が加点した。川崎は2−1の後半ロスタイムに与えたPKを決められ、今大会初勝利を逃した。1分け2敗の勝ち点1で最下位。

 H組の水原(韓国)−上海申花(中国)は引き分けた。F組は首位の上海上港(中国)が蔚山(韓国)と引き分け、勝ち点7とした。

 

 ◇

 J1・チャンピオンの川崎が1次リーグ敗退の危機に立たされた。ホームで圧倒的にボールを支配して攻めながら終了間際のPKで同点に追いつかれ、1次リーグ折り返しとなる3試合を終えて勝ち点1という厳しい状況だ。

 2−1とリードして迎えた後半追加タイム。左からドリブルでは入った相手FWのテオハルスにDF奈良がファウル。PKをFWジョージに決められた。

 川崎は前半28分に左から右にボールをつなぐ見事なプレーでDFエウシーニョが先制点。その直後にCKから同点とされたが、後半10分には再び見事な攻めから相手の守備を完全に崩し、最後は登里が押し込んで2−1とした。しかし残念ながらこの1点を守り切ることはできなかった。

 ハードな当たりをしてくる相手に果敢にボールをつないで攻め込んだ。後半には縦パスが鋭さを増し、得点場面以外にも数多くのチャンスをつくった。だが3点目を奪うことはできず、またリードを守り切ることもできなかった。

 「いろいろな形でチャンスができた。あとはシュートの精度の問題。失点は崩された形ではないので、集中力にこだわっていきたい」と鬼木監督。「ここからどう向かっていくかが大事」と、諦めない姿勢を見せた。

  (大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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