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【スポーツ】

大砂嵐が引退 無免許運転 相撲協会勧告受け

大砂嵐

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 日本相撲協会は9日、大阪市内で理事会を開き、2月に道交法違反(無免許運転)の罪で略式起訴された元幕内で幕下の大砂嵐(26)=本名アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋=に引退勧告の懲戒処分を下した。大砂嵐は同日、処分を受け入れて協会に引退届を提出。このまま引退となり、退職金は30%減額して支給される。

 大砂嵐は今年1月上旬、長野県内で無免許運転し、追突事故を起こした。道交法違反の罪で長野区検に略式起訴され、長野簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。

 協会の危機管理委員会の聴取に対し、大砂嵐は当初、「妻が運転していた」などと主張したが、その後に無免許運転をした事実を認めて謝罪したという。理事会では虚偽の報告をしていた点も重くみて、厳しい処分を下した。協会は現役力士による車やバイクの運転を禁じている。

 大砂嵐は初のアフリカ大陸出身の力士として、2012年春場所で初土俵。13年九州場所で新入幕を果たし、最高位は前頭筆頭。激しい突っ張りなど力強い取組でファンの人気も高かった。十両だった今年初場所中に無免許運転の疑いが発覚し、途中休場。春場所の番付では、幕下に陥落していた。

 また、理事会では大砂嵐の師匠、大嶽親方(元十両大竜)に監督責任を問うことも決めた。今後の理事会で処分を検討する見込み。

◆大砂嵐が謝罪ツイッター

 日本相撲協会からの引退勧告処分を受け入れた大砂嵐は9日、ツイッターを通じ「相撲界から引退することになりました。皆様にいろいろとご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場を借りておわび申し上げます」と謝罪した。

 大嶽親方ら部屋の関係者や後援者に向けて「本当にお世話になりました。ありがとうございました」とつづった上で「今でも相撲が大好きです。相撲は本当に素晴らしいスポーツです。これからもファンの皆様、変わらず相撲を応援してください」とコメントした。

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