東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

大坂、圧巻パワー 女子ツアー11人目のV

女子シングルス決勝でダリア・カサキナを破って優勝した大坂なおみ=インディアンウェルズで(共同)

写真

◇テニス・BNPパリバOP

 【インディアンウェルズ(米カリフォルニア州)=共同】BNPパリバ・オープンは18日、当地で行われ、20歳対決となった女子シングルス決勝で大坂なおみ(日清食品)が第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6−3、6−2で破り、日本勢で通算11人目の女子ツアー優勝を飾った。

 四大大会に次ぐ規模の今大会は2009年に現行区分となった女子ツアーで年間4大会の「プレミアマンダトリー」の格付けとなり、日本選手のタイトルは初の快挙。ツアーでは15年ルクセンブルク・オープンの土居美咲(ミキハウス)以来となり、優勝賞金134万860ドル(約1億4213万円)を獲得した。

 最新世界ランキングで自己最高22位に上がった大坂は次戦が年間4大会の一つで20日開幕のマイアミ・オープンとなり、1回戦で元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦することが決まった。

 男子シングルス決勝で第6シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6−4、6−7、7−6で倒し、ツアー今季2勝目、通算22勝目を挙げた。

写真

◆大舞台 わずか1時間11分で完勝

 安定感を身に付けた大坂が格上カサキナとの決勝で圧倒的な力を見せた。並外れたパワーを生かして強打で攻め立て、わずか1時間11分で完勝。ツアーで四大大会に次ぐ大舞台で初めて頂点に立ち「本当に緊張していた。優勝の実感がない」。約2週間に及ぶ長丁場の戦いから解放され、笑顔が戻った20歳はクリスタルのトロフィーを見つめ、7試合を勝ち抜いた充実感に包まれた。

 2度目のツアー大会決勝で序盤は硬さが目立った。第1セットの第1ゲームでサーブが定まらずにブレークを許したが、自分を見失わず「簡単に失点してはいけない」と言い聞かせた。流れを引き寄せたのが力みのないバックハンド。第8ゲームでバックのカウンターを決めてブレークに成功すると勢いに乗り、最後もバックで鮮やかに打ち込んで悲願だったツアータイトルをもぎとった。

 出場選手も四大大会とほぼ同じ大会で元世界ランキング1位のシャラポワ(ロシア)や現世界1位のハレプ(ルーマニア)らを連破する快進撃を見せ、今季から指導するバイン・コーチが「(四大大会初の16強だった)全豪オープンからさらに成長し、粘り強く安定したプレーができるようになった」と目を細めた。大坂はトップレベルの実力があることを証明し、将来の女王候補として世界にその名をとどろかせた。

  (共同)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報