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【スポーツ】

内村、全4種目予選落ち 体操・種目別W杯

男子鉄棒予選の演技を終え、厳しい表情の内村航平=ドーハで(共同)

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 【ドーハ=共同】種目別で争うワールドカップ(W杯)第2日は22日、当地で予選後半が行われ、男子は昨年10月の世界選手権で左足首を故障して以来の復帰戦だった五輪個人総合の2大会連続金メダリストの内村航平(リンガーハット)が跳馬で14・100点の9位、鉄棒で13・433点の10位に終わり、前日のあん馬とつり輪を合わせて出場した4種目で全て予選落ちした。

 神本雄也が平行棒で4位、加藤凌平(以上コナミスポーツ)が鉄棒で5位、平行棒で7位、佐藤巧(徳洲会)が跳馬で7位に入り、24日の決勝に進出した。

 女子は梶田凪(山梨ジュニアク)が床運動で4位、平均台で6位、内山由綺(スマイルク)が平均台で5位となり、予選を突破した。

◆復帰戦、気持ち上がらず

 五輪王者の復帰戦はあまりにほろ苦いものとなった。内村は前日の2種目に続き、跳馬も鉄棒も予選落ち。想像もしていなかった結果に「手応えも何も感じられない試合だった。ここまで何をしに来たんだろうか」とあきれ返るように言った。

 跳馬では昨年の世界選手権で左足首を痛めた大技の「リ・シャオペン(ロンダートからひねり前転跳び前方伸身宙返り2回半ひねり)」を復活させるため、今回はロンダートからの入りを抜いた「ヨー2」に挑む予定だったが「恐怖心の方が勝ってしまった」と回避した。難度を落としたことが響き、決勝進出に0・016点及ばなかった。

 「気持ちが上がらないままだった」と得意種目の鉄棒でも動きは硬く、離れ技のコールマンでバーを持つ位置が近くなり、つなぎの部分で動きが止まった。決勝ではH難度の大技「ブレトシュナイダー」を初披露する構想もあっただけに、表情には悔しさがにじんだ。

 約1カ月後に迫る個人総合の全日本選手権(4月27〜29日・東京体育館)に向け、心身ともにどう立て直すか。「今回の結果を糧にして、ミスをしたら終わりと常に練習から思ってやっていきたい」と気持ちを奮い立たせた。 (共同)

 

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