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【スポーツ】

渡部暁、連日V 8勝締め スキーW杯複合最終戦

個人総合優勝のトロフィーを手にする渡部暁斗=ショーナッハで(共同)

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 【ショーナッハ(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は25日、当地で個人最終第22戦が行われ、平昌冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルで、既に個人総合優勝を決めていた渡部暁斗(北野建設)が前日に続いて逆転勝ちし、今季8勝目、通算17勝目を挙げた。

 2回の前半飛躍(ヒルサイズ=HS106メートル)で97メートル、102・5メートルの250・3点で2位につけ、後半距離(15キロ)で飛躍トップのヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)との9秒差を逆転した。渡部善斗(北野建設)が12位、山元豪(ダイチ)が24位だった。通常は飛躍1回、距離10キロで争うが、個人総合上位30人による最終戦は飛躍2回、距離15キロで実施された。

◆キング「強さの証明」

 個人総合王者の貫禄を示し、今季最終戦を締めくくった。渡部暁は首位と9秒差の2位から出た後半距離で逆転して通算17勝目を挙げ、歴代トップ10入りを果たした。日の丸に合わせて赤と白色の紙吹雪が舞う中、総合優勝のクリスタルトロフィーを受け取り「強さの証明。これを世界一だと思ってやってきた」と喜びをかみしめた。

 得意の軟らかい雪質だった前日とは異なり、コースは塩がまかれ固められていた。先頭を捉えたのは4キロ手前。その後は突き放せず、後続からも差を詰められたが、ラストスパートで振り落とし「ペースをコントロールして走り切れた。スプリントする力も残せていた」と誇らしげだった。

 2回の前半飛躍では、1回目にK点(95メートル)を2メートル越えて3位。2回目も条件には恵まれない中、5・5メートル飛距離を伸ばし、今季を象徴する抜群の安定感を示した。

 30歳で迎える来季は「キング・オブ・スキー」と呼ばれた通算19勝の荻原健司も射程圏内だ。「歴代の順位も上げていきたい」と力強く話した。 (共同)

 

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