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【スポーツ】

55勝 高梨は止まらない W杯連勝 今季有終飾る

W杯最終戦で優勝し、表彰台で笑顔の高梨。歴代単独最多の通算勝利数を55に伸ばした=共同

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 【オーベルストドルフ(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は25日、当地で個人最終第15戦(ヒルサイズ=HS106メートル)が行われ、平昌冬季五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が99メートル、102・5メートルの合計250・4点で今季2勝目を挙げ、男女を通じて歴代単独最多の通算勝利数を55に伸ばした。

 勢藤優花(北海道ハイテクAC)は4位、伊藤有希(土屋ホーム)は6位、岩渕香里(北野建設)は22位だった。岩佐明香(日大)は31位で2回目に進めなかった。

◆輝き取り戻し来季へ

 苦しみ抜いて節目を乗り越えたことで、気が楽になったのか。24日に昨年2月以来15試合ぶりのW杯制覇を果たし、男女を通じて歴代単独最多の通算54勝目を挙げた高梨が2連勝。「素直に喜べる。次のシーズンにつなげるためにもいい試合で終えることができた」。出迎えた日本のチームメートと白い歯を見せて喜び合った。

 最多勝利記録を塗り替えても「明日は新しい試合が始まる。切り替えていきたい」と語っていた。1回目は向かい風を利して99メートル。着地でテレマーク姿勢もぴたりと決めて飛型点は全選手で最高の56・0点を稼いだ。2回目はさらに3・5メートル伸ばして完勝した。

 昨季まで驚異的なペースで白星を重ねていただけに、勝てなかった今季は「焦って空回りしていた」という。しかし前日に2位と3・0点差で勝利をつかむと、この日は2位に11・6点の大差をつけた。強い高梨が戻ってきたことを強烈に印象づけてシーズンを締めくくった。 (共同)

 

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