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【スポーツ】

日本、ウクライナに惜敗 サッカー国際親善試合

 【リエージュ(ベルギー)=共同】国際親善試合、日本−ウクライナは27日、当地で行われ、日本は1−2で敗れた。23日のマリ戦は引き分けており、ワールドカップ(W杯)代表発表前の最後の海外遠征は1分け1敗に終わった。

 日本は前半21分に先制点を献上。同41分にFKから槙野(浦和)が同点ゴールを決めたが、後半24分に勝ち越し点を許した。6月開幕のW杯ロシア大会1次リーグで当たるポーランドを想定した試合で攻守に課題を残した。

 日本代表は5月に30人程度の最終候補で国内合宿を実施。同30日のガーナ戦を経て、23人のW杯メンバーが発表される見通し。

◆終盤の猛攻に光明

 4日前のマリ戦に比べ、日本のプレーは改善した。1−2と敗れた試合直後、ハリルホジッチ監督は「負けたが前回よりいいゲームができた。良い点もたくさん見られた」と前向きに語った。

 1点を追う終盤、激しいプレスから相手を押し込み、後半から投入された中島、久保がゴールに迫った。ウクライナのシェフチェンコ監督に「終盤は危ない場面があった」と言わせる内容だった。

 ボールを奪っても、どう攻めるか迷いのあったマリ戦から一転、前線へ動きだす選手に向けて次々とパスが通った。ラインを押し上げ、全員で攻め込んだ。ただ、最後まで流れの中から、ゴールを奪うことはできなかった。

 「世界のトップ25に入るチーム」とハリルホジッチ監督が評価するウクライナとは技術に差があった。監督が指摘したのは、サイドを大きく展開するロングパスの精度。日本は手薄なサイドにボールを運ばれ、両監督ともに「ウクライナが試合をコントロールした」と振り返った。

 特に攻略されたのは日本の右サイド。俊足の相手FWに何度も突破を許し、決勝点も右サイドから中央への折り返しからだった。決定機の数ではウクライナに分があった。

 「W杯のレベルを考えると、まだ上げていかないといけない」とハリルホジッチ監督。主将の長谷部は「良かった点を探し出すことは難しい」と語った。全体的なパフォーマンスに多少の改善は見られたが、攻守に修正すべき課題は依然、解消されないまま欧州遠征を終えた。 (リエージュ・垣見洋樹)

 

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