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【スポーツ】

大谷、初球安打デビュー

2回、メジャー初打席で初安打を放ちコーチとタッチするエンゼルス・大谷=オークランドで(共同)

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 【オークランド=共同】米大リーグ、エンゼルスで投打の「二刀流」に挑む大谷翔平(23)が二十九日、敵地オークランドのオークランド・コロシアムで開催されたアスレチックスとの開幕戦で打者としてメジャーデビューし、二回の初打席で初球をとらえ安打を放った。

 昨年十二月にプロ野球日本ハムからエンゼルスに移籍。岩手・花巻東高時代から志した最高峰の舞台に、この日は「8番・指名打者」でフル出場し、5打数1安打、1三振だった。チームは延長十一回、5−6でサヨナラ負けした。

 大谷は投手として四月一日(日本時間二日)のアスレチックスとの開幕4戦目に初登板する。

◆5の1 平常心で結果

 大谷が快調なスタートを切った。二回、1点を先制してなお2死一塁で打順が巡ってきた。敵地のファンからのブーイングを受けて打席に入る。大谷は「恐らくこの先忘れない打席になるだろうな」と感じていた。

 ただ、感慨に浸ってはいられなかった。初球。アスレチックス先発グレーブマンの内角低めの難しいコースに入ってきたカットボールを強烈なゴロで右前にはじき返し、大リーグ初打席で初安打とした。

 「初球からしっかりいこうと思っていた。うれしかった」。一、二塁とチャンスが広がり、エンゼルスはさらに1点を追加。この回2点のリードを奪った。

 気負いはなかった。「緊張よりもわくわく(する気持ち)の方が強かった。(投手と違って)打者に関してはナーバスになることはないんです」と、平常心で結果を出した。

 第2打席以降に安打は生まれず、5打数1安打。ソーシア監督は「いいスイングをしていた。第2打席以降も強い打球を放っていた打席があったし、これからよくなっていくだろう」と、前向きにとらえた。

 オープン戦では苦しんだが、26日のドジャース戦から右足を上げないコンパクトな打法に改造して大リーグの投手に適応。初安打の記念の球はスタンドで見守った両親に贈るという。投打に活躍した伝説のベーブ・ルースを追う二刀流は、今後を期待させる開幕戦になった。 (オークランド・樋口浩一)

 

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