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【スポーツ】

巨人・菅野、7回5失点黒星

3回阪神2死一塁、大山(3)に2ランを浴び、肩を落とす巨人・菅野。後方中央は一走福留=東京ドームで

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◇阪神5−1巨人

 阪神が菅野を攻略した。二回に福留の一発などで2点を先行し、三回には大山が2点本塁打。七回にロサリオの適時打で突き放した。メッセンジャーは7回1失点で2年連続の開幕戦白星。巨人の菅野は自己ワーストの12安打を浴びた。

 ◇ 

 エースのまさかの乱調だった。4度目の開幕投手を務めた巨人の菅野が7回5失点。チームを勝利に導くことができず「相手の意図のある攻撃にやられた。期待に応えられずに悔しい」と唇をかんだ。

 一回に費やした球数はわずか8球。順調に滑り出したが、二回に暗転した。1死無走者で福留に外角直球を捉えられ、左翼ポール直撃のソロ本塁打で先制を許す。この回さらに1点を失うと、2−0の三回には大山に2点本塁打を浴び、突き放された。

 昨年は両リーグトップの17勝を挙げ、沢村賞を獲得。球界屈指の右腕が開幕戦に懸ける思いは人一倍強かった。「ただの143分の1とは考えていない。あのマウンドに立った人にしか分からない独特の緊張感がある」。その見えない空気にのまれたのか。「全体的に球が高く、甘いところを打たれた」と斎藤投手総合コーチ。細かな制球力は影をひそめ、キャンプで取り組んできたシンカーを生かすこともできないまま。本来の輝きを放つことはなかった。

 ただ、長いシーズンはまだ始まったばかり。開幕前日には「今年の菅野は手ごわいと思わせたい」と語っていた。それを印象づける機会は数多く残っている。 (中川耕平)

 

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