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【スポーツ】

なでしこ、W杯予選へ勢い 7−1 ガーナに大勝

日本−ガーナ 後半38分、7点目のゴールを決める鮫島(左)=トラスタで

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 女子の国際親善試合、MS&ADカップは1日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング11位の日本は同46位のガーナに7−1で快勝した。

 前半に田中(日テレ)岩渕、増矢(ともにINAC神戸)の得点で3−1とリード。後半も攻撃の手を緩めず、4点を追加した。

 日本は来年のワールドカップ(W杯)フランス大会の出場権を懸け、6日からヨルダンで行われるアジア・カップに臨む。

◆サイド起点 攻撃に厚み

 ともにW杯の各大陸予選となる大会に向けたチームづくりの途上で、ガーナが挑むアフリカネーションズ杯まで半年。一方、なでしこが挑むアジア・カップは目前だ。「完成度」という意味では現時点で日本の方が洗練されていて当然で、試合結果にも表れた。大量7得点。就任23試合目で最多得点勝利となった高倉監督は「なかなかないスコア。非常にポジティブにとらえている」と笑顔を浮かべた。

 だが、スムーズな連係まで時間を要したこともあり、監督は「前半は慎重になりすぎた。ストレスのたまる試合になった」。序盤から2トップの田中が相手守備の背後に抜け出しながら、ボールの出し手との呼吸が合わない。田中は「もっとボールを引き出せた。連係をとっていかないと」と課題に目を向ける。先制後の1失点も集中力を欠く悪い癖で、クリアしきれなかったボールを狙われた。

 それでもガーナの運動量が落ちたところを畳み掛けるように、サイドを起点に厚みのある攻撃を重ねた日本。2年ぶりの代表招集で後半14分から入った川澄も、衰えない走力と得意の右クロスで鮫島の得点をアシスト。チームのギアを一段上げた32歳を高倉監督は「プレー以外でもチームに活気が出てきた」とW杯予選で貴重な戦力と期待する。

 W杯の出場権をかけたアジアの戦いは、相手の本気度は親善試合とは違う。油断すれば足をすくわれる。監督は「修正しながら、全力で予選に向かっていきたい」と気を引き締めた。 (上條憲也)

 

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