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【スポーツ】

東京五輪聖火リレー配分案 被災3県など3日間

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 二〇二〇年東京五輪の聖火リレーで都道府県別の日数配分案について、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島と、東京都外で競技会場がある自治体のうち埼玉、千葉、神奈川、静岡の計七県をそれぞれ三日間とする方向となったことが三日、複数の関係者への取材で分かった。東京は十五日とし、その他の三十九道府県は各二日。合計百十四日で、移動日などを含めた総日数は最終調整している。

 大会組織委員会などは十日に初開催する予定の、組織委、政府、東京都、全国知事会の代表者らで構成する「聖火リレー調整会議」での了承を目指している。

 組織委の森喜朗会長が三日、安倍晋三首相を訪ね、日数配分案などを伝えた。首相官邸で取材に応じた森氏は「日にちと、各県の割り振りの案が決まった」と述べた。具体的な内容には言及しなかった。

 関係者によると、配分の検討に当たっては、招致段階から掲げる「復興五輪」の観点で東北三県に配慮して日数を上乗せし、県内に複数の競技会場がある千葉、神奈川、埼玉、静岡にも多く割り当てた。東京は開催都市として「最大限の配慮」をした。

 スタート地点は検討が続いており、森会長は「(首相には)いくつか考え方がありますという話をした。まだ決定ではない」と述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は聖火リレーについて「百日以内」とのルールを定めているが、一六年秋に森会長がIOCのバッハ会長に緩和を要請。IOCは認める方針を固めている。今後、都道府県別の日数が確定し次第、各自治体はルートなどの検討に入る。

<過去の日本の聖火リレー> 1964年東京五輪は返還前の沖縄をスタート。その後、鹿児島、宮崎、北海道の三つの起点から4ルートに分かれ、約1カ月かけて全都道府県を回った。72年札幌冬季五輪も沖縄に聖火が到着し、東日本を経由して北海道内は3ルートに分かれて巡った。98年長野冬季五輪は沖縄、鹿児島、北海道の各地を出発して3ルートで実施し、長野県内は全市町村を回った。

 

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