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【スポーツ】

大谷、全開の米1号

インディアンス戦の1回、メジャー初本塁打となる3ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイムで(USATODAY・ロイター=共同)

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 【アナハイム=共同】3日、各地で行われ、エンゼルスの大谷が当地でのインディアンス戦に「8番・指名打者」でフル出場して本拠地デビューし、メジャー初本塁打を放つなど4打数3安打3打点、2得点1三振だった。打点と1試合複数安打も今季初だった。3−2の一回に初打席で3ランを放つと、三回に右前打、八回には中前打をマーク。固め打ちでチームの13−2の大勝に貢献した。

 ダイヤモンドバックスの平野はドジャース戦で5−1の八回から登板し、1回を三者凡退で切り抜けた。チームは6−1で勝った。

 パドレスの牧田はロッキーズ戦で8−3の九回から投げ、2/3回を1安打1失点、1三振、2四球だった。チームは8−4で勝ち、開幕からの連敗を4で止めた。

 マリナーズのイチローはジャイアンツ戦で出場がなかった。チームは6−4で勝った。

◆ルース以来「すごい才能」

 オープン戦でも練習試合でも出なかった一発を、本拠地デビュー戦の初打席で放った。一回2死二、三塁で迎えた打席の6球目。カーブをきれいにとらえ、右中間席に放り込んだ。大歓声のなか、笑顔でダイヤモンドを一周し、地元ファンを魅了した。

 「内角のカットボールを意識しながらカーブを拾えればいいかな、と思っていた」。カットボールとカーブのコンビネーションで一昨季、昨季と2桁勝利を稼いでいる右腕のトムリンとは初顔合わせだが、特徴を頭に入れて結果に結びつけた。

 「2日前に勝利投手になって、今日は本塁打。とんでもない才能だ」と、エンゼルスの主砲トラウトはあきれたように祝福。チーム広報によると、勝利投手になった次の出場試合で投手以外のポジションで先発して本塁打を放ったのは、1921年6月13、14日のヤンキースのベーブ・ルース以来という。大谷の比較対象は100年ほど前のルースだけで、それほど特別な存在と言える。

 先月29日の開幕以降、初安打、初勝利、初本塁打をすでに記録した。早くも二刀流全開だ。「でも、まだ始まったばかり」と冷静なルーキー。ファンの期待は膨らむばかりだ。 (アナハイム・樋口浩一)

 

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