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【スポーツ】

レスリング女子「一部パワハラ」認定 伊調馨選手へ暴言も

 レスリング女子で五輪四連覇の伊調馨選手(ALSOK)、伊調選手のコーチだった田南部力氏が日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に提出された問題で、同協会が設置した第三者機関による報告書の一部でパワーハラスメントを認める内容があったことが六日、関係者の話で分かった。

 日本協会は六日午後に緊急理事会を開くと発表した。協会幹部らが記者会見する予定。

 報告書では、日本代表合宿に参加した伊調選手に対して「よく俺の前でレスリングができるな」という発言など、複数件をパワーハラスメントとして認定。また同選手が出場しなかった二〇一〇年アジア大会(中国・広州)の選手選考についても問題を指摘しているという。

 弁護士三人で構成される第三者機関は伊調選手、栄氏らへの聞き取りを終え、協会側は五日に説明を受けた。

 林芳正文部科学相は六日の閣議後の記者会見で、報告書の内容までは把握していないとした上で「仮にもしパワハラの事実があったということであれば、協会において速やかに適切な対応を取られるものと考えている」と語った。

 告発状では、栄氏は地位を利用して田南部氏に指導をやめるように命じ、従わなかった同氏を脅したほか、伊調選手が練習場所としていた施設に出入りできないように圧力をかけたとされる。

 これまで栄氏、日本協会はともに告発内容を否定。内閣府も関係者への聞き取りを進めている。

 

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