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【スポーツ】

巨人、早くも10敗 リーグ最速 上原の起用法変更も

7回広島2死二塁、安部の打席前、降板する巨人2番手の上原=東京ドームで

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◇広島5−4巨人

 広島は菊池が1−2の五回にソロを放って同点とし、七回に2打席連続となる3号ソロで勝ち越した。大瀬良が6回2安打2失点で2勝目を挙げた。巨人は七回に登板した2番手の上原がつかまり、リーグ最速で10敗目を喫した。

     ◇

 代名詞のスプリットが高めに浮く。同点の七回2死。巨人の上原が広島・菊池に投じた4球目だった。舞い上がった打球は左中間席へ。1点を勝ち越され、思い通りにならないもどかしさを吐き出すように、右腕はマウンドで叫んだ。

 「腕の振りが緩かった。実力不足です」。痛恨の1球を上原はそう振り返った。悪夢は続く。次打者の丸を四球で歩かせると、松山、エルドレッドに連続適時二塁打。致命的な3点を与え、降板。ベンチで戦況を見つめる表情はうつろだった。

 前回登板の10日のDeNA戦でも3失点。中4日。十分に間隔を空けてのマウンドで再び背信投球となり、斎藤投手コーチは「ちょっとそこは分からない。考えます」。報道陣から今後の起用法を問われ、「勝利の方程式」から外す可能性を示唆した。

 米大リーグから10季ぶりに復帰。春季キャンプには参加できず、チームに合流したのは3月10日のこと。急ピッチで仕上げた影響か。本人も「どうにかしてこの疲れを取りたい」と状態の悪さを認める。チームはこれでリーグ最速での10敗。ただ、シーズンは始まったばかりだ。43歳のベテランをどう使うのか。ほころびが広がる前に最善手を打つしかない。 (中川耕平)

 

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