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【スポーツ】

重永がツアー初V 東建ホームメイト・カップ

東建ホームメイト・カップで優勝しキャディーと抱き合う重永亜斗夢(右)=東建多度CC名古屋で

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 ◇東建ホームメイト・カップ最終日(15日・三重県東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)

 首位から出た29歳の重永亜斗夢が2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算12アンダーの272で逃げ切ってツアー初優勝を決めた。優勝賞金2600万円を獲得した。4打差2位からの逆転を狙った石川遼は1打及ばず2位。さらに1打差の3位に金庚泰(キム・キョンテ=韓国)が入った。時松隆光が通算9アンダーの4位、片山晋呉は通算8アンダーの5位だった。

◆故郷・熊本に報告 「意味ある勝利」

 プロ11年目。29歳で念願のツアー初優勝を飾った重永が、グリーン上で家族と喜びを分かち合った。同じ最終組で回った片山、石川を打ち破り、「永久シード選手と一時代を築いた選手に勝てた。死ぬまで自慢できる」。喜びをかみしめた。

 1番でバーディーを奪い5打差。ところが、パー3の6番で第1打を池に入れてダブルボギーをたたくと、雲行きが怪しくなった。7、9番でも落とし、2位の石川とは1打差。リードしている意識を捨てた。「遼に引っ付いていこうと思った。守るのではなく、自分のゴルフに徹しよう、と」

 16番までパーを重ねる我慢のゴルフ。勝負を懸けたのはパー5の17番だった。第2打でピン7メートルに乗せ、2パットでバーディー。石川もスコアを伸ばしたが、最終18番で耐えて逃げ切った。

 熊本県出身。震災に遭った時期と重なった2年前も最終組で回って優勝を逃した。今度は地元に最高の報告ができ、「(震災が)風化していく時期に勝てたのは、いろんな意味で残る優勝となった」。熊本に勇気を与える勝利をしみじみと味わっていた。

 

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