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【スポーツ】

「目指した舞台」小平、念願V 12位6打差から大逆転

最終ラウンド、17番でティーショットを放つ小平智。通算12アンダーで並んだ金シウとのプレーオフを制し初優勝した=ハーバータウン・リンクスで(ゲッティ・共同)

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 【ニューヨーク=共同】米男子のRBCヘリテージは15日、米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドのハーバータウン・リンクス(パー71)で最終ラウンドが行われ、6打差の12位からスタートした28歳の小平智が逆転で米ツアー初優勝を飾った。7バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算12アンダーの272で並んだ金シウ(韓国)とのプレーオフを3ホール目のバーディーで制した。賞金は120万6000ドル(約1億2900万円)。米ツアーの2019〜20年シーズンまでの出場資格も獲得した。 

 日本選手による制覇は昨年8月までに5勝を挙げた松山英樹以来で5人目。

 小平は13年から昨年まで日本ツアーで毎年優勝を飾り通算6勝。昨季は賞金ランキング2位と活躍した。

◆3連続バーディー「波に乗った」

 日本でプレーしながら、海外志向をたびたび口にしてきた。憧れのツアーで小平が好機を呼び込み、栄冠をつかんだ。6打差12位からの大逆転劇。「(米ツアーは)目指していた舞台なので本当にうれしい」。満面に笑みを浮かべ、勝者に贈られる赤いタータンチェックのジャケットに袖を通した。

 「伸ばすしかない」と猛追した。1番で残り135ヤードの第2打をピン奥1メートルにつけてバーディー発進。パー5の2番は2オンに成功し、3番もピンに絡めて「3連続バーディーで波に乗ることができた」。7番で3メートルのチャンスを仕留めると、後半も14番でグリーンの縁からパターでねじ込むなど順調に伸ばした。

 もたつく上位を尻目にするすると順位を上げ、18番をパーで終えた時点で2位。さらにトップを走っていた金シウが崩れて「チャンスが舞い込んできた」。歓喜の瞬間はプレーオフ3ホール目。先にバーディーパットを沈めて渾身(こんしん)のガッツポーズを繰り出し、ギャラリーの喝采を浴びた。

 「プレーオフに入ってから、ずっと緊張していた。最後のパットを決めることができて気持ちがいい」。初出場で28位と健闘したマスターズ・トーナメントの翌週に、念願だった米ツアー出場資格に直結する勝利を挙げた。「今までの優勝で一番、頭が真っ白になった」と声をうわずらせた。 (共同)

<こだいら・さとし> レッスンプロだった父親の影響で10歳でゴルフを始めた。東京・駒場学園高から日大に進んだが2年で中退してプロに転向。13年のツアー選手権で初優勝し、15年に日本オープン選手権を制した。17年3月に元賞金女王の古閑美保さんと結婚。昨季日本ツアーで平均ストローク1位、賞金ランキング2位。日本ツアー通算6勝。172センチ、70キロ。28歳。東京都出身。 (共同)

 

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