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【スポーツ】

若手成長、なでしこ光明 豪破りアジア杯連覇

女子のアジア・カップで2連覇を果たし、セレモニーで大喜びの日本イレブン=アンマンで(共同)

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 【アンマン=共同】女子のアジア・カップ最終日は20日、当地で行われ、日本代表「なでしこジャパン」は決勝でオーストラリアを1−0で破り、2大会連続2度目の優勝を遂げた。

 日本は押し込まれる時間が長かったが、前半にGK山下(日テレ)がPKを止めるなど無失点で耐え、後半39分に横山(フランクフルト)が決勝点を奪った。最優秀選手には岩渕(INAC神戸)が選ばれた。

 3位決定戦は中国がタイを3−1で下した。

◆W杯、東京五輪へ一歩

 就任した2016年4月から国際親善試合を重ね、強化してきた高倉監督率いる「なでしこジャパン」が、ワールドカップ(W杯)出場が懸かった大会を最高の形で終えた。2月末開幕の国際親善大会で欧州女王オランダに2−6の大敗を喫するなど不安もあったが、1年後のW杯に向けようやく階段を一段上った。

 16年リオデジャネイロ五輪出場を逃し、高倉監督は世代交代を進めようと14年のU−17(17歳以下)W杯優勝メンバーら、若手を多く招集した。経験不足は明らかで、長く日の丸を背負ってきたベテラン勢のレベルまで到達できず、結果が伴わない時期もあった。その中からMF長谷川(日テレ)のように主力に定着する選手も現れ、光明が少しずつ見えてきた。

 センターバックの熊谷(リヨン)と守備的MFの阪口夢(日テレ)はチームの支柱として必要不可欠な存在。ただ、両ポジションとも2人と組む選手が定まらないなど、選手層の薄さは悩ましい。まだまだ発展途上だ。

 最終目標は自国開催で、好成績が期待される20年東京五輪だ。予選免除となるため、W杯出場を逃すと、若手は世界レベルの真剣勝負を経験できなくなっていた。今後の強化を見据えても、大きな意義ある大会となった。 (共同)

 

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