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【スポーツ】

高3トリオ 挑む世界一 卓球 世界選手権団体戦へ出発

世界選手権団体戦に向け、出発前に笑顔を見せる卓球女子日本代表の(左から)石川佳純、早田ひな、伊藤美誠、長崎美柚、平野美宇=成田空港で

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 世界選手権団体戦(29日〜5月6日・ハルムスタード=スウェーデン)の女子日本代表が23日、成田空港から出発した。選手5人のうち、3人が2000年生まれの高校3年生。平野美宇(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)の「みうみま」に加え、早田ひな(日本生命)も代表入り。互いを高め合ってきたトップレベルの同級生が、蓄えた力を結集させる。

 「切磋琢磨(せっさたくま)してきたメンバーなので夢みたい。小さいころから一緒に出たいと話していたので、10代で出られて幸せ」。リオデジャネイロ五輪団体で銅メダルを獲得し、1月の全日本選手権3冠の伊藤は20日の公開練習で明るく語った。

 リオ五輪後に一時、不調に陥り、国際大会でも振るわなかった。そのときに刺激を受けたのが平野の存在。昨年の全日本とアジア選手権の女子シングルスで優勝するなどした平野の躍進に「自分が変わらないと追いつけないし、追い越せない」と奮い立った。

 打ち勝つ技術と土台を支える筋力トレーニングの成果が実り、今年の全日本では女子シングルス決勝で平野に勝利。世界選手権に向けても「いい調子で来ているので、追い込むだけ」と順調に調整している。

 一方、平野は4月からプロとしての活動を開始。3月末で、これまで所属していた日本オリンピック委員会(JOC)エリートアカデミーを1年前倒しで修了した。プロ表明の際には「人間としても、選手としても強くならないといけない」と強調した。

 昨年の快進撃の後に中国勢にプレーを研究され、苦戦を強いられる時期があったことがプロ転向に踏み切る一因になった。自立して強化を図る道を選択したものの「(変化は)そこまでない。今まで通り」。気負いすぎず、自然体を心掛けて臨む。

 早田を含めた同級生3人は、16年の世界ジュニア選手権の女子団体で優勝を経験している。決勝では中国を3−1で破った。「自分らしいプレーをしてチームに貢献したい」と早田は言う。ジュニア時代からそれぞれがレベルアップし、次はシニアの世界一をつかみ取る戦いを始める。(磯部旭弘)

 

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