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【スポーツ】

DeNA首位の原動力 京山、神里 投打に新風

15日の中日戦で3勝目を挙げたDeNA・京山=横浜スタジアムで

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 プロ野球DeNAが好調だ。今月7日から15日にかけては17年ぶりに8連勝を記録。23日現在、セ・リーグは3ゲーム差に全6球団がひしめきあう混戦ながら、11勝7敗で首位に立つ。開幕前は主力に故障が相次ぎ出遅れが心配されたものの、投打にフレッシュな力が躍動し、穴を埋めている。

 最大の懸念は、昨季チーム勝ち頭の11勝を挙げた今永、いずれも10勝の浜口、ウィーランドをそろってけがで欠いた先発投手陣だった。2月のキャンプでは開幕投手候補に挙げられていた3投手が不在。この非常事態に出番が巡ってきた新戦力が奮起した。

 とりわけ目を引くのは、高卒2年目右腕の京山だ。切れのある速球を武器にデビュー戦から3戦3勝。ラミレス監督の評価も「先発陣ではうちのトップ3に入る」と、うなぎ上りだ。ドラフト1位新人の東(立命大)、新外国人のバリオスも既に2勝。チーム防御率は12球団トップの2・91と安定感を誇る。

 22日のヤクルト戦では右肘痛が癒えたウィーランドが今季初先発し、6回2失点と及第点の投球。左肩違和感を訴えていた今永も24日の2位広島との3連戦初戦で復帰する。「エースクラスの投手が戻ってきたときに、勝率5割をキープしていればいいと思っていた。帰ってきたときに誰と入れ替えるのか悩むくらいによくやっている」。指揮官もうれしい「誤算」に頭を悩ます。

 野手では、ドラフト2位新人の神里(日本生命)が打撃不振の桑原に代わり、開幕3戦目から1番に定着。ここまで両リーグ最多の8盗塁をマークし、監督が目指す小技や機動力を生かした「スモールベースボール」を体現している。昨季はチーム全体で39盗塁。リーグ最少に終わったが、今季はここまで19を数え、一転トップに。各選手の打棒に頼らざるを得なかった昨季に比べ、得点能力は格段に向上している。

 ラミレス監督が就任した2016年の3、4月は9勝18敗2分け、17年は11勝12敗2分けと春先に苦しんだ。DeNAが最後に優勝したのは横浜時代の1998年で、セの6球団の中では最も遠ざかる。苦手な季節を乗り越え、20年越しの悲願へ弾みをつけられるか。(中川耕平)

 

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