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【スポーツ】

星野陸、首位タイ

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◇中日クラウンズ<第1日>

 (26日・愛知県名古屋GC和合=6557ヤード、パー70、中日新聞社=東京新聞=など主催)

 6バーディー、1ボギーの65で回った未勝利で21歳の星野陸也とアンソニー・クウェイル(オーストラリア)が首位発進となった。米男子ツアーで日本選手5人目の優勝を飾り、帰国後初戦の小平智は69で21位。

 トップと1打差の3位に今平周吾、浅地洋佑ら5人がつけた。前回覇者で昨季の賞金王、宮里優作は2アンダーで13位。石川遼は69で21位スタートとなった。(賞金総額1億2000万円、優勝2400万円、出場105選手=アマ4)

◆「勢い続けたい」

 5アンダーの首位タイで好発進した星野陸は「グリーン勝負と思っていた」とパットがさえた。六つ奪ったバーディーのうち四つは1打目がラフからの挽回。正確に距離をつかんだアプローチで寄せ、バーディーチャンスを丁寧に沈めた。

 初出場の昨年は青木功、尾崎将司と同組で回り「ゴルフの心得を学んだ」。最終日を5アンダーで終え、「攻め方が分かった」ことも今年に生きた。前週は予選で単独首位に立ったが3日目に失速し10位。21歳の若手有望株は「最終日までこの勢いを続けたい」とツアー初勝利を狙う。

◆石川、攻めの21位発進

 米ツアーを優勝したばかりの小平、欧州ツアー帰りで前年覇者の宮里優。平日とは思えない大勢のギャラリーを引き連れた豪華な組で、ひときわ存在感を放ったのが石川だった。「ショットはかなり収穫があった。今の自分のベストなことができた」。4年ぶりの和合で確かな手応えを感じた。

 左へほぼ直角に曲がるパー4の16番。宮里優が冷静に刻み、小平がショートカットを避けた後の石川。1オンを狙ったドライバーショットはグリーンこそ届かなかったが、豪快に林を越えた。「思い切って左を狙った。いいショットだった」と自画自賛の一打。パーで終わるも、攻めの姿勢を貫いた。

 3アンダーで迎えた18番は、1打目が今年から深くなったバンカーへ。前日のプロアマ戦は雨で9ホールに短縮され、練習できなかった難所も「構えた感じがいけると思った」。安全策を取らずグリーン周辺を狙うも失敗。「まんまと打ちのめされた」とダブルボギーで初日を終えたが、表情に後悔はなかった。

 世界最少スコアの「58」で大逆転優勝したのが18歳の2010年。当時とは経験値も、ゴルフ観も変わったが、和合のホールに立つと血が騒ぐのだろう。果敢な一打一打はギャラリーの熱も呼び込み、それを目の当たりにした宮里優は「見せ場なし」と2アンダー、ノーボギーの手堅いゴルフを自虐的に振り返った。

 6年ぶりの国内ツアー本格参戦に「できるだけ早く勝ちたい」と本音ものぞかせた石川。「まずは優勝争いの輪に入ること。3日目終わってどこにいるかを意識して一日一日プレーしたい」とたぎる思いをそっとしまった。 (平井良信)

 

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