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【スポーツ】

チーム日本V アーティスティックスイミング ジャパンOP

チーム・テクニカルルーティンで優勝した日本の演技=東京辰巳国際水泳場で

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 アーティスティックスイミング(AS)のジャパン・オープンは27日、日本選手権を兼ねて東京辰巳国際水泳場で開幕し、チーム・テクニカルルーティン(TR)で日本(乾、中牧、小俣、福村、吉田、丸茂、安永、塚本)が90・7041点で制した。

 非五輪種目のソロTRは乾友紀子(井村ク)が90・3361点で勝った。今大会はシンクロナイズドスイミングの名称がASに変更されて最初の国内での主要大会。

◆大技に乱れ 未熟さ課題

 優勝という結果にも、喜びはない。新チームで臨んだ初めての大会で、残ったのは課題ばかり。試合後の会見で、井村ヘッドコーチは真っ先に「チームはひどいですね」と切り出した。

 見栄えも重要な要素となる採点競技。ロシアなど強豪は手足の長い選手がそろう。その差を埋めるべく、日本は昨夏から高身長の選手を中心に新チームを結成した。

 体格重視の方針により、大舞台の経験が乏しい選手が増えた。初の国際大会という緊張から、音楽と演技のタイミングがずれてしまう選手も。見せ場の一つであるドミノ倒しのように全員が連動する技でも、息が合わなかった。

 出場チームで唯一の90点超え。とはいえ、銅メダルを獲得した昨年7月の世界選手権で5点近く引き離したスペインとは、1・5点ほどの差。しかも今回、相手は主力ではないBチームだった。

 ただ、悲観してばかりもいられない。「何も分からない分、すごく吸収できるというのはある」と、主将でリオデジャネイロ五輪銅メダリストの乾は前を向く。未熟なチームだからこそ、伸びしろは大きいはずだ。 (多園尚樹)

 

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