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【スポーツ】

27歳秋吉、首位浮上 戒めの丸刈りルックで好循環

第3日、16番でバーディーパットを決める秋吉翔太=名古屋GC和合で

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◇中日クラウンズ<第3日>

 (28日・愛知県名古屋GC和合=6557ヤード、パー70)

 2位から出たツアー未勝利の秋吉翔太が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算11アンダーの199で単独首位に立った。

 2打差の2位に2009年全米プロ選手権優勝のY・E・ヤン(韓国)が続く。

 さらに1打差の3位に前回覇者で昨季賞金王の宮里優作や、前日トップの今平周吾ら5人が並んだ。石川遼は通算7アンダーで5位から8位に後退。小平智は73とスコアを落とし、通算3アンダーの20位に順位を下げた。

 ぽっちゃりした体を揺らし、大勢のギャラリーが待つグリーンに向かう。単独首位が目の前の18番。ツアー経験の少ない秋吉が「パーで上がりたいと変に緊張した」というのも、無理はなかった。

 力が入った分、エッジから放った3打目は5メートルオーバーしたが、返しのパットでスライスラインを読み、執念のパーセーブ。17番でこの日初のボギーをたたいた直後の正念場を乗り切った。

 もともとアイアンに自信がある上、63で回った2日目からパットが好調。「ピンに行かずとも5メートル圏内であればいい」と、リラックスして放つショットが好循環を生んだ。フェアウエーとグリーンを着実にキープ。1番で6メートル、3番で5メートルを沈めるなど、五つのバーディーにつなげた。

 2009年にプロに転向後は長く芽が出なかったが、キャディーバッグに地元熊本県のマスコット「くまモン」の刺しゅうを入れた昨年10月の日本オープンで4位に入り、潮目が変わった。その後賞金ランキングで43位まで順位を伸ばし、初のシード権獲得につなげた。

 開幕後は予選落ちが続き、10位以内に入るまでは「戒め」として丸刈りを続ける。「優勝して、髪を伸ばせれば一番いい」。ラウンド直後の公開インタビューで「初めまして、秋吉と申します」とギャラリーにあいさつした27歳が、数々のスターたちが手にした王冠をつかみにいく。 (原田遼)

 

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