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【スポーツ】

デュエットFR 乾・中牧組V アーティスティックスイミング ジャパンOP

デュエット・フリールーティン決勝優勝した乾(右)、中牧組の演技=東京辰巳国際水泳場で

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 アーティスティックスイミング(AS)のジャパン・オープン最終日は30日、日本選手権を兼ねて東京辰巳国際水泳場で行われ、デュエット・フリールーティン(FR)は乾友紀子、中牧佳南組(井村ク)が92・4333点で制した。福村寿華(井村ク)吉田萌(ザ・クラブピア88)組は87・5000点で5位。ソロFRは乾が92・9667点で勝った。

 テクニカルルーティン(TR)とFRの合計で争う日本選手権のデュエットは河野みなみ、大沢友里子組(アクラブ調布)が166・6558点で、ソロは藤原茉那(長野ク)が164・2025点で優勝した。

◆進化続ける乾 際立つ存在感

 最終日だけで3度、この4日間で9度。日本のエース乾は舞い続けた。昨年から全てプログラムを一新し「不安はあった」という。それでも成長途上のデュエットとチームは仲間を引っ張り、ソロでは進化を続ける技術と表現力を披露。「しっかり頭を切り替えて泳げた」とうなずいた。

 圧巻はソロFR決勝。おどけたようなしぐさや憎しみに満ちた表情で水の精霊「オンディーヌ」を演じ、観客を引き込んだ。昨年から体重を約3キロ落とした肉体改造の成果で「体の内側の筋肉を使えるようになり、疲れがたまりにくくなった」と、力強く泳ぎ続けた。日本水連の本間AS委員長は「世界のトップソリストの風格」と絶賛した。

 現チームでは、日本の低迷期でメダルなしに終わった2012年ロンドン五輪を知る唯一の選手。圧倒的な実力と経験で日本代表をまとめる主将に、井村ヘッドコーチも「次元が違う」と一目置く。これまで以上に存在感が際立つ大黒柱は「世界に目を向けて突っ走らないといけない」と使命感を口にした。

 

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