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【スポーツ】

異色の川内、欧州も注目 スポンサーなし/ギネス記録/礼儀正しさ

ボストン・マラソン男子で優勝した川内優輝=4月16日、ボストンで(USATODAY・ロイター・共同)

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 4月のボストン・マラソンで日本勢31年ぶりの優勝を果たした男子の川内優輝(埼玉県庁)が、欧州でも注目を集めている。公務員として働きながら国内外で多くのレースに参加する異色のスタイルを各メディアが特集。「マラソン界の未確認飛行物体(UFO)」(フランス公共ラジオ)「大ブレークのアマチュア」(フランス紙レキップ)などと大きく伝えた。

 アフリカ勢が席巻する近年のマラソン界に新風を吹き込んだレースは衝撃を与えたようだ。英紙ガーディアンは「川内を愛すべき10の理由」と題し、多くのトップ選手と異なってスポンサーの支援がない点や2時間20分以内の完走数がギネス記録に認定された快挙、ゲスト参加した大会を盛り上げるためにパンダの着ぐるみで走って2位に入ったことなどを挙げた。

 スイス紙ルタンはチューリヒ・マラソンに川内を招待した大会責任者の話を紹介。ビジネスクラスの航空券を手配しようとしたら「エコノミーで十分です」と断られたエピソードとともに「誰にでも優しく、礼儀正しい。自分がスターであるかのように振る舞わない」と実直な人柄に触れた。

 欧州でもランニング人気は高く、各地の大会は盛況だ。来春プロに転向する意向を表明したことも各紙が報じており「市民ランナーの星」は引っ張りだこになりそうだ。 (ジュネーブ・共同)

 

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