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【スポーツ】

内川 2000安打へ加速 もがく不振の4番 残り4本

◇ソフトバンク3−1ロッテ

 ソフトバンクは右肘痛からの復帰登板だった千賀が7回1失点、10三振を奪って今季初勝利を挙げた。二回に松田の右前打で先制し、四回は内川と松田のソロ本塁打で加点した。ロッテは再び勝率5割を切った。石川が今季初黒星。

 「皆に心配かけて申し訳ない」。今季、ここまで打率2割台前半と振るわず、ソフトバンクの内川はチームの主軸として責任を感じていた。2試合連続となる本塁打を放っても、お立ち台では反省の言葉が並んだ。

 この日は4月7日に右ひじの張りで登録抹消されたエース千賀の復帰後初登板。「早い回から楽に投げさせてあげたい」と打席に立った二回はロッテ先発石川の初球を中前に運び、先制の起点となった。続く四回の第2打席では高めに浮いた速球を力強く左翼席に運び、約1カ月ぶりのマウンドとなった右腕に今季初勝利をプレゼントした。

 それでもベテランは「状態を上げないとチームに申し訳ない」。プロ通算2000本安打まであと25本で迎えた今季、自分では気にしていないつもりでも周囲の反応などから「すごい記録なんだ」と過剰に意識した。重圧の中、この日2安打を積み上げてあと「4」。「早く達成して、チームの日本一に向けて純粋に打席に立ちたい」。思わず本音を漏らした。

 1試合複数安打は4月21日の日本ハム戦以来7試合ぶり。同30日のオリックス戦の初本塁打に続く連日の本塁打で復調の兆しも見えてきた。「5月に入って、何とかしたい」。大記録を前に希代のバットマンが本来の姿を取り戻そうともがいている。(唐沢裕亮)

 

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