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【スポーツ】

清宮、いきなり二塁打 プロ初打席「気負わず平常心」

◇楽天1−0日本ハム

 楽天が連敗を7で止めた。一回にウィーラーの適時二塁打で1点を挙げた。岸は3安打2四球で10三振を奪い、2年ぶりの完封で2勝目を挙げた。日本ハムは九回2死一、二塁の好機を生かせず、零敗で今季2度目の3連敗を喫した。

 日本ハムのドラフト1位ルーキー清宮幸太郎内野手が2日、札幌ドームで行われた楽天戦に「6番・指名打者」で先発してプロ初出場を果たし、二回2死で中越え二塁打を放ち、プロ初打席安打をマークした。五回と七回の打席は空振り三振に倒れ、3打数1安打だった。

 清宮は3月半ばに「限局性腹膜炎」と診断されて開幕1軍入りを逃した。4月10日に2軍の公式戦で実戦に復帰し、15試合に出場して4本塁打と持ち味の長打力を発揮して2日に1軍に昇格した。

 ◇ 

 派手にデビュー戦を飾った。日本ハムの注目新人、清宮は二回に強烈な二塁打をマーク。1軍昇格当日に先発してプロ初打席で安打を記録した。「最初の打席はそんなに気負うことなく平常心でいられた」と事もなげに振り返った。

 記念すべき打席は二回2死走者なしで回ってきた。1ボール1ストライクからの3球目。岸の甘く入った145キロの速球を振り抜いた。打球は中堅フェンスを直撃。大きな歓声を浴びながら二塁ベースに到達しても表情を崩すことはなかった。その後の2打席は三振に倒れ「安打が出たことは自信につながるけど、打てなかったことで課題が見つかった」と浮かれたところはない。

 高校通算111本塁打を放ち、大きな期待を背負ってプロの世界に飛び込んだが、キャンプ中から腹痛を抱えていた。3月中旬には腹膜炎と診断されて戦列から離脱。体重は6キロほど落ち、固形物も摂取できないほどだった。

 それでも前向きな気持ちを失うことはなかった。デビュー戦を終え「楽しめた。いろんなことが詰まり過ぎた一日」と充実した様子。将来的な目標は米大リーグでの本塁打王。北の大地で壮大な夢に向かって力強く歩き始めた。

 

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