東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

南北卓球 対戦前に「統一」 合同チーム、準々決勝なしで準決へ

卓球の世界選手権団体戦で南北合同チームが結成されることが決まり、肩を組む韓国と北朝鮮の選手たち=3日、スウェーデン・ハルムスタードで(ロイター・共同)

写真

 【ハルムスタード(スウェーデン)=磯部旭弘】国際卓球連盟(ITTF)は三日、当地で行われている卓球の世界選手権団体戦で、韓国と北朝鮮による南北合同チーム「コリア」が結成されることが決まったと発表した。準々決勝で対戦予定だった両国が要望して認められ、合同チームとして準決勝に進出することになった。今大会は三位決定戦がなく、合同チームは銅メダル以上を獲得することが決まり、四日の準決勝で日本と対戦する。

 大会中に合同チームが結成されるのは極めて異例。両国とITTFとの三者間協議で決まった。韓国と北朝鮮は三日に会場入りしたが、試合をしなかった。ITTFのトーマス・ワイカート会長は「卓球はスポーツを通じて平和を促進する完璧な手段」との見解を示した。国際オリンピック委員会(IOC)委員も務める韓国協会の柳承敏(ユスンミン)副会長は「これは両国にとって大きな歴史的決断だ。卓球を通じて両国の平和をプロモーションするために大事」との談話を発表した。

 南北首脳会談の「板門店宣言」にアジア大会を含む国際競技への両国の共同出場が盛り込まれたことを受け、スポーツ界でも南北融和の流れが加速した形となった。

 一九九一年に千葉市で開かれた世界選手権で分断後初めて統一チーム「コリア」が結成され、女子団体で優勝した実績がある。二月の平昌冬季五輪ではアイスホッケー女子で南北合同チームが実現し、大きな関心を集めた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報