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【スポーツ】

南北コリア「ベスト尽くせた」 卓球世界選手権 日本女子に敗れる

4日、スウェーデンのハルムスタードで、卓球世界選手権団体戦を終え、統一旗を囲みポーズをとる女子の南北合同チーム「コリア」=共同

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 【ハルムスタード(スウェーデン)=磯部旭弘】当地で行われている卓球の世界選手権団体戦で四日、女子の日本代表は韓国と北朝鮮による南北合同チーム「コリア」と準決勝で対戦した。日本が接戦を制して三大会連続の決勝進出を決めた一方で、敗れた合同チームの選手は互いに健闘をたたえ合った。 

 急きょ組まれた合同チームのユニホームは南北別々のまま。韓国から田志希(チョンジヒ)、梁夏銀(ヤンハウン)両選手、北朝鮮からはリオデジャネイロ五輪シングルス銅メダルのキム・ソンイ選手が出場。両国選手は座席が追加されたベンチに隣り合うように座り、得点が決まるごとに立ち上がって拍手を送った。

 「コリア」の選手たちは試合後、朝鮮半島が描かれた統一旗を広げて記念撮影に臨んだ。北朝鮮のキム・ソンイ選手は「ベストは尽くせた。お互いに応援して雰囲気は良かった」と笑顔。地力を見せて勝利した日本の石川佳純選手は「突然決まったチームとの対戦で動揺はあった」と打ち明けながら「勝ちたい気持ちがあった」と力を込めた。

 合同チームは一九九一年に千葉市で開かれた卓球の世界選手権で分断後初めて結成し、女子団体で優勝した実績がある。今年二月の平昌冬季五輪ではアイスホッケー女子でも実現した。

 

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