東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

投打に松坂ショー 2勝目&2安打

6回阪神1死二塁、福留を見逃し三振に仕留める松坂=ナゴヤドームで

写真

◇中日6−1阪神

 中日が2カード連続勝ち越しで4位に上がった。松坂が6回1失点で2勝目。打線も京田の4安打など15安打で6点を奪った。阪神は初先発の才木が5失点と打たれ、大幅に入れ替えた打線も5安打。今季最多の借金3で5位に落ちた。

   ◇

 どれだけの人がこの姿を想像できただろうか。投げては初の中6日で2勝目を挙げ、打っては2安打。2度目のお立ち台に上がった松坂に満員の観客から拍手が降り注ぐ。人気先行ではなく、戦力となった「平成の怪物」の言葉には説得力があった。

 「状態はあまり良くなかったけど、カットボールだけは唯一信用できる球だった。それを軸に何とか試合をつくることができた」

4回中日無死、松坂が左前打を放つ

写真

 見せ場は六回。1点を返されてなおも1死二塁で福留。それまでの2打席はともに外角へのカットボールで空振り三振に仕留めた。この打席もカットボールを駆使して追い込んでから、ツーシームで狙い通り見逃し三振。後続も断ち、最少失点でしのいだ。前の試合で強い張りを感じた右ふくらはぎは、練習からテーピングを巻き、サプリメントの種類や水分の取り方を変えて対応。経験から来る豊富な引き出しから善後策を選び、見事に復調した。

 四回には日本では12年ぶりの安打となる左前打。五回にも三遊間を抜き、プロ初の複数安打を記録した。まさに「投げる以外」でも力を発揮。選手会長の福田は「ああいう球場の雰囲気をつくれる人はいない。勝てそうな雰囲気をつくってくれる」。松坂の存在感が高まっている。(高橋雅人)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報