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【スポーツ】

15歳・松田、羽ばたくV サーフィン・一宮千葉OP

サーフィンの国際大会、一宮千葉オープンで優勝した15歳の松田詩野=千葉・一宮町の釣ケ崎海岸で

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 サーフィンのプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)の予選シリーズ(QS)一宮千葉オープンは27日、2020年東京五輪の会場となる千葉県一宮町の釣ケ崎海岸で女子が行われ、決勝で15歳の松田詩野(しの)がフランス領ポリネシアの選手を退け、優勝した。

 松田は小さな波を最大限に乗りこなして連続技を繰り出し、5本目の波で10点満点の8・57点をマークするなど合計13・84点で4点差以上をつける快勝だった。

 昨年大会の川合美乃里に続く日本人の優勝。昨年は女子のQSで第2ランクのQS3000だったが、今年は4層目のQS1000として行われた。

 松田は準決勝では19歳の橋本恋(れん)を破った。昨年大会で準優勝した21歳の黒川日菜子は準決勝で敗退した。

 松田は波の少ない悪条件下で対戦相手が苦しむ中、形の良い波を確実に捉えた。切れ味抜群のターンを次々に決めて会場を沸かせ「緊張せず、楽しく海に入れた」と笑顔でうなずいた。

 決勝は積極的にトライ。5本目に波の底を深くえぐり、直角に上り頂点で切り返す得意の「オフザリップ」を2連続で成功させる。板をきれいに回し切り、大きく水しぶきを上げる会心の出来で、8・57点のハイスコアをたたき出した。

 神奈川県茅ケ崎市出身で、6歳でサーフィンを始めた。柔軟な体を持ち、腕を大きく開くのが特徴。昨年から指導する河村海沙(かいさ)コーチはターンする姿を「鳥が羽ばたくようだ」と表現する。

 今年は大会の格付けが下がったことで強豪選手が不在で、出場したのはほぼ日本選手。決してレベルは高くなかったが、2年後の東京五輪に向け、サイズの小さい釣ケ崎海岸の波を乗りこなして結果を出した意味は大きい。一皮むけた姿を示したホープは「これからも世界を回り、レベルを上げたい」とさらなる成長へ意欲を新たにした。

 

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