東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

桃田、日本の準V貢献 「人として成長することが大事」

出場停止中に支えてくれたファンへの感謝を語るバドミントンの桃田賢斗=東京都調布市で

写真

 1月に日本代表へ復帰した桃田賢斗(NTT東日本)が、存在感を増してきた。4月のアジア選手権で初優勝し、団体世界一を決める5月の国・地域別対抗戦の男子トマス杯では準優勝に貢献。違法賭博問題による出場停止処分で2016年リオデジャネイロ五輪に出られなかった23歳は、強い決意を持って競技に向き合っている。

 「日本代表に選んでいただき、前よりも責任の重さを感じている」。日の丸をつけて戦えることが桃田の力になっている。トマス杯ではエースとして代表チームを引っ張り、準決勝では昨年の世界選手権覇者のアクセルセン(デンマーク)、決勝ではリオ五輪金メダリストの〓竜(しん・りゅう=中国)に勝った。

 好調の要因はフィジカル面の強化が表れていることだ。試合に出られない期間に黙々と走り込むなどし、弱点だったスタミナや筋力面を補強した。「試合時間が長くなっても最後まで動くことができる」。持ち味はネット前での繊細なプレー。その上に体力も備わったことで戦術の幅が広がった。「人として成長することが大事。そういう意味も込めて進化したい」。心身ともに一回り大きくなった成果を謙虚に語る。

 2年後には東京五輪が控えるが、「目の前の一つ一つの試合で感謝の気持ちを忘れずに取り組んでいく。支えてくださる人の期待に応えたい気持ちはある」。地に足をつけ、再び前へと歩みを進めている。 (磯部旭弘)

※〓は、言ベンに甚

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報