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【スポーツ】

西武・菊池、力強く帰還 最速157キロ 6回無失点

◇西武2−0阪神

 接戦を制した西武が30勝に到達した。秋山の初回先頭打者本塁打と山川の適時打で先行。約1カ月ぶりに復帰登板した菊池が6回を被安打3の0点に抑え、6勝目を挙げた。阪神は岩貞が8回2失点と粘ったが、再三の逸機で4連敗。

 ◇ 

 頼れるエースがパワーアップして戻ってきた。西武の菊池は左肩の「機能低下」のため約1カ月ぶりとなったマウンドで6回を3安打無失点。直球は最速157キロを記録し、打者の膝元へ落ちるスライダーもさえた。「今季初めて自分のボールが投げられた。心から喜べる勝利」。試合後、納得の投球を振り返り、満足そうに汗をぬぐった。

 状態の良さを遺憾なく発揮した。二回、先頭の糸井の内野安打と自らのけん制悪送球で招いた無死2塁の場面で、後続を3者連続空振り三振に切って取った。五回は先頭の中谷に三塁打を許したが、後続から三つの空振り三振を奪い得点を与えなかった。「腕が吹っ飛ぶくらい振った」。ピンチで一段ギアを上げ、狙い通り三振に仕留めた。

 今季は開幕直前に寝違えて肩の張りを訴えるなど状態がよくなかった。肩をかばいながら、手探りの投球でも打線の援護で結果はついてきた。ただ、復帰前までの防御率は3・86。誰の目にも本調子ではなかったが、懸命のリハビリで肩は回復した。「これまでは対自分。でも今は100パーセント打者に当たっていけるところまで持ってこられた」

 自らの好投で今季6勝目をつかみ、チームに両リーグ最速タイの30勝をもたらした。「肩も治って、今日から開幕のつもり。優勝しか考えてない」。復活を告げたエースがお立ち台で堂々と宣言した。 (唐沢裕亮)

 

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