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【スポーツ】

錦織8強ならず テニス全仏オープン

男子シングルス4回戦でドミニク・ティエムに敗れ、引き揚げる錦織圭=パリで(共同)

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 【パリ=共同】全仏オープン第8日は3日、当地のローランギャロスで行われ、男子シングルス4回戦で第19シードの錦織圭(日清食品)は第7シードのドミニク・ティエム(オーストリア)に2−6、0−6、7−5、4−6で敗れ、2年連続3度目のベスト8進出はならなかった。

 錦織は序盤からストローク戦で優位に立てず、ミスも目立った。第3セットを奪ったものの、過去2戦全勝の相手に初黒星を喫した。

 第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はカレン・ハチャノフ(ロシア)にフルセットで競り勝ち、8強入りした。

 力負けだった。右手首の負傷で長期離脱し、四大大会に復帰した錦織は、2年連続で全仏4強の赤土巧者、ティエムの多彩なサーブ、ストロークに対応しきれず「(自分に)期待していた分悔しい」。強敵との戦いは苦いものとなった。

 ティエムは今季ただ一人、世界ランキング1位のナダル(スペイン)をクレーコートで破っている。第1セットで錦織は、第2サーブを狙い打たれた。

 「足が動いていなかった。彼の高い重いボールに雑な入り方をしていた」と優位に立たないといけないストローク戦でも強烈なスピンがかかったフォア、相手の自在な片手打ちバックハンドに手を焼いた。2度ブレークされてこのセットを失うと、ティエムが第1サーブ成功率92%を記録した第2セット終了まで9ゲームを連取された。

 第3セットは粘ってものにしたが、第4セットは3−3の第7ゲームでブレークを許すとラケットを地面にたたきつけた。流れを食い止められず、敗戦が決まると視線を落とした。

 過去2戦2勝の24歳の成長株に初勝利を献上し、「(以前より)粘り強さは感じた。前に入ってなかなか打てなかった」。若手の台頭を肌で感じ、28歳の日本のエースに厳しい現実が突きつけられた。 (共同)

 

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