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【スポーツ】

松坂、古巣相手に3勝目 5回1失点 若手も奮起、高橋3ラン

4回ソフトバンク2死二塁、柳田を空振り三振に仕留めた中日先発・松坂=ナゴヤドームで

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◇中日5−4ソフトバンク

 中日が逃げ切り、4位に上がった。松坂は要所で粘り、5回3安打1失点で3勝目。田島が13セーブ目。打線は同点の四回に高橋の4号3ランなどで4点を挙げた。千賀が4回5失点と崩れたソフトバンクは3連敗となった。

 ◇ 

 相手は古巣のソフトバンク。松坂は「いつも通りにいかないと、と思っていた時点で意識していたんでしょうね」。力んだわけではないだろうが、制球が定まらない。2四球を与えた一回だけで29球を費やした。

 二回も2四球と内野安打で1死満塁。ここで塚田のゴロを高橋が二塁へ送るが間に合わない。先制点と引き換えるはずのアウトを、積み上げることができなかった。針のむしろに座る高橋を思いやるように、背番号99は本領を発揮する。中村晃を空振り三振、最難関の柳田も追い込み外角低めへ一閃(いっせん)。見逃し三振の4番打者は、代名詞のフルスイングを封じられ天を仰いだ。四回は京田のトンネルで先頭を出塁させ、2死二塁で再び柳田。追い込んで6球目、内角に切れ込む139キロで空振りさせた。

 若い2人の失態から背負った窮地で、松坂は気持ちのギアが一段上がったと明かす。「引きずってほしくないですから。投手としては自分のミスじゃないからこそ、抑えなきゃいけないと思う」

 守備の失敗を帳消しにしてもらった後輩たちが奮い立った。「バットで返すしかなかった」という高橋が勝ち越し3ランを放てば、京田も左前適時打。まさに投打の歯車がかみ合った瞬間だった。

 5回で104球。「勝てて良かった」と短く締めた37歳は、ラストチャンスと自覚する1年をつないでいく。 (高橋隆太郎)

 

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