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【スポーツ】

穂積、二宮組が準優勝 女子ダブルス日本人ペア初 テニス全仏オープン

女子ダブルスで準優勝となった穂積(右)、二宮組=パリで(共同)

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 【パリ=共同】四大大会第2戦、全仏オープン最終日は10日、当地のローランギャロスで行われ、女子ダブルス決勝で穂積絵莉、二宮真琴組(橋本総業)は第6シードのバルボラ・クレイチコバ、カテリナ・シニアコバ組(チェコ)に3−6、3−6で屈し、四大大会で初のタイトルに届かなかった。日本人同士のペアで同種目初の準優勝となり、2人合計の賞金28万ユーロ(約3612万円)を獲得した。

 日本勢の全仏準優勝は2007年大会の杉山愛、カタリナ・スレボトニク(スロベニア)組以来。クレイチコバ、シニアコバ組は四大大会初制覇を果たし、優勝賞金56万ユーロ(約7224万円)を手にした。

 男子シングルス決勝は第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第7シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6−4、6−3、6−2で退け、2年連続11度目の王者に輝いた。四大大会で通算17個目のタイトルとなり、優勝賞金220万ユーロ(約2億8380万円)を獲得した。

 同一の四大大会で11度優勝はオープン化以前からの1960〜70年代に全豪オープン女子シングルスで記録したマーガレット・コート(オーストラリア)と並ぶ最多。

◆リズム乱され快進撃に幕

 最後は高く上げられたロブの処理にいった二宮がスマッシュをネットにかけ、快進撃は終わりを告げた。ノーシードからの大躍進を見せた穂積、二宮組が憧れのセンターコートで迎えた決勝。日本人ペアの対策を練ってきたチェコのペアの術中にはまり、24歳コンビは力を出し切れなかった。二宮は「相手にやられたな、という感じ」と悔しがった。

 長身の2人の強烈なサーブに押され、リターンがなかなか返らない。ブレークに成功したのは第1セットの第1ゲームのみ。穂積は「速いリズムでやりたかったが、遅いリズムでやられた」と嘆いた。準決勝までは効果的だったロブを相手にもタイミング良く使われ、ストローク戦ではテンポを下げさせられた。二宮のボレー、穂積のショットの精度が狂った。

 体格差のある外国人ペアに巧みなコンビネーションと緻密な戦術で対抗し、日本人ペアで準優勝の快挙。強打も連係の良さも備えた第6シードのペアに及ばなかったが、穂積は「(四大大会で)優勝できる可能性は前よりも広がってきた」と手応えを語り、二宮は「2020年東京五輪でメダルを取りたいので、シングルスを捨ててでもダブルスを極めたい」と先を見据えた。 (共同)

<ほづみ・えり> 8歳でテニスを始め、2012年にプロ転向。女子ダブルスでは16年4月のカトウィツェ・オープンでツアー大会初優勝を果たし、17年に四大大会の全豪オープン4強。茨城・鹿島学園高出、橋本総業。168センチ、60キロ。24歳。神奈川県出身。 (共同)

<にのみや・まこと> 6歳でテニスを始め、2013年にプロ転向。女子ダブルスでは16年9月のジャパン女子オープンでツアー大会初優勝を果たし、17年に四大大会のウィンブルドン選手権4強。兵庫・西宮甲英学院出、橋本総業。157センチ、53キロ。24歳。広島市出身。 (共同)

 

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