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【スポーツ】

日本、ジョージア破る ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ

日本−ジョージア 後半、相手をかわし突破する姫野(右)=豊田スタジアムで

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 日本代表は23日、愛知・豊田スタジアムでジョージア代表とのテストマッチを行い、28−0で完勝した。世界ランキング11位の日本と12位のジョージアとの通算対戦成績は日本の5勝1敗。日本は6月のテストマッチをイタリア代表との2連戦を含めて2勝1敗で終えた。

 日本は前半、3PGを決めて9−0での折り返し。後半は途中出場のロック、ファンデルバルト(NTTドコモ)が初トライを奪うと、WTBレメキ(ホンダ)、ナンバー8姫野(トヨタ自動車)のトライで突き放した。

◆スクラムの進化で完勝

 8人がひとかたまりになって押した。後半の立ち上がり、敵陣深くでの相手ボールのスクラム。日本はこの日一番の圧力をかけると、焦った相手の球出しが乱れた。奪取したボールをつなぎ、ロックのファンデルバルトが中央に最初のトライ。組めば世界最強とうたわれるジョージアを攻略し、プロップの稲垣は「自分たちのスクラムは進化している」と誇らしげだった。

 押す、引くを使い分けた。悪天候でボールが滑り、ジョージアはFW勝負一辺倒。日本は序盤、組む角度をずらしてくる相手のスクラムに苦しんだが、フッカーの堀江は「無理してリスクを取る必要はない」と焦らなかった。

 PGでリードしていたものの、先にトライを取れば一気に流れをつかめる。迎えた後半9分、敵陣ゴール近くのスクラムで「圧力をかけにいった」と稲垣。勝負どころで力を出せるのは、土台がしっかりしているから。スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズでも指導するスクラムコーチの長期的な強化で、代表の地力も高まってきた。

 来年のW杯に向けてセットプレーの“現在地”を知る試合を制し、ジョセフ・ヘッドコーチは「選手たちを褒めたたえたい」と目を細めた。 (平井良信)

 

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