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【スポーツ】

クライミング複合 楢崎智、野口が優勝 ジャパンカップ

スピードを終え、ガッツポーズする楢崎智亜=岩手県営運動公園で

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 スポーツクライミングで2020年東京五輪の強化を目的に新設された複合ジャパンカップは24日、盛岡市の岩手県営運動公園などで決勝が行われ、男子は楢崎智亜、女子は野口啓代(ともにTEAM au)が優勝した。

 複合は各選手がスピード、ボルダリング、リードの3種目に臨み、各種目の順位を掛け算したポイントの少ない選手が上位になる。決勝は男女各6人が臨み、楢崎智はスピードで1位、ボルダリングで4位、リードで1位の4点で、野口はそれぞれ3位、1位、2位の6点だった。

初の東京五輪方式

楢崎智「V狙った」

 20年東京五輪と同じ、1日で3種目を行う国内で初の大会。「狙ってきた」と昨年のワールドカップの複合ランキング1位の楢崎智が初代王者の称号をきっちり手にした。

 最初のスピードで流れを引き寄せた。15メートルの壁を、登るというよりむしろ駆け上がる。「いつもよりライン取りがうまくできた」と日本新の6秒87。予選に続き、2日連続の記録更新だった。

 スピードに限ると日本の競技力は決して高くなく、東京五輪に向けた最重要課題の一つ。その中で見せた22歳の好調さに、日本代表の安井博志強化委員長も「スタートダッシュを磨けばもっとタイムは良くなる」と目を細めた。

 大半の選手にとって初経験の試合方式で、楢崎智も「味わったことのないくらいに全身がだるい」と漏らす。ただ、その中での優勝は自信になる。「3種目を一気にやると、思ったよりもみんなの順位がばらける。挽回しやすい方式だなって、余裕も感じた」。20年に向け、得られた手応えは大きい。 (多園尚樹)

 

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