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【スポーツ】

勢と比嘉 今秋結婚へ

 大相撲の元関脇で東前頭2枚目の勢(31)=本名東口(とぐち)翔太、大阪府交野市出身、伊勢ノ海部屋=と、女子プロゴルフの比嘉真美子(24)=沖縄県本部町出身=が今秋にも結婚することが26日、分かった。2人の誕生日が同じ10月11日で、その前後に婚姻届を提出する予定。挙式、披露宴の日程は未定。

 2015年の夏場所を比嘉が観戦した際に知り合い、翌年8月から交際に発展。昨年夏に婚約すると直後に比嘉が4年ぶりのツアー3勝目を飾り、今季も勝利を挙げて賞金獲得額も上位に。勢も今年の春、夏場所と勝ち越して番付を上位に戻し、7月の名古屋場所で三役復帰を目指すなど、お互いに励まし合って成績を向上させていた。

 勢は「縁あって出会わせていただきました。誕生日も一緒なので運命です。これからも彼女を命を懸けて守っていきます」と話し、比嘉は「結婚してもそれぞれの道で頑張ろうと言ってもらい決意しました。やり切ったと思うまでゴルフは続けます」と結婚後も現役を続ける意向を示した。

 力士とプロゴルファーの結婚は元関脇益荒雄の阿武松親方と奥村久子の例がある。

◆土俵とグリーン ともに頂点狙う

 人気力士の勢と、国内女子ゴルフツアーで賞金女王争いの渦中にいる実力者の比嘉が、約2年間のホットな交際を経てゴールインする。

 2015年5月。「誕生日が同じなので勢関と会ってみたい」。そう比嘉から頼まれて大相撲夏場所の升席を用意した。勢が白星を挙げるとそっと席を抜け出し、国技館内の片隅でめでたく対面。この時、比嘉は「この人と一緒になる(結婚する)かもしれない」と感じたという。

 ゴルフ好きの勢もプロ2年目に2勝を挙げた逸材のことを知っていた。誕生日が同じ10月11日だと分かるとすぐに連絡先を交換。アスリート同士として交流を続け、16年8月に交際をスタートさせた。それでも本場所や巡業、トーナメントに忙しく、月に一度会えばいいほうで、電話で話しながらお互いを支え合った。勢は「可能性をすごく持った女性。刺激し合い、お互いに頑張ろうと思える存在」と話し、成績はそろって向上した。

 比嘉は16年終盤の3カ月で3000万円近くの賞金を稼ぎ、失っていたシード権を2年ぶりに獲得。17年夏に婚約すると、その直後と今年に勝利を重ねた。勢も右足にけがを負いながら今年春場所で11勝を挙げ、続く夏場所も勝ち越して三役復帰の足場を固めた。そして、時期を見つめてきた結婚を2人が決意した。

 年寄名跡を継承して部屋持ち親方となることを夢見る勢。比嘉はメジャー大会制覇や賞金女王を目指して現役を続行する。だが「将来はどんな形になっても彼を支えたい」と話し、元賞金女王のおかみさんが誕生する可能性もありそうだ。(元運動部、現川崎支局・安田栄治) 

 

 

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