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【スポーツ】

猛虎 今季最多17安打 福留の逆転弾 口火に大勝

◇阪神16−6DeNA

 阪神が今季最多17安打16得点と大勝。3−5と逆転された直後の四回に福留の3ランでひっくり返し、七回に代打伊藤隼が加点。九回は鳥谷の3点二塁打などで7点を奪った。藤浪が5回5失点で2勝目。DeNAは今季最悪の借金5。

 チーム打率はリーグ最下位。好機をつくっても決定打が出ず、幾度も試合を落としてきた阪神打線がこの日は面白いようにつながった。今季最多の17安打16得点。外野席の左半分を黄色く染めたファンが何度も沸き立った。

 流れを引き寄せたのは、不調の福留の一振りだった。三回に5点を奪われ、逆転を許した直後の四回無死一、二塁。試合前まで得点圏打率が1割4分5厘と、規定打席到達者の中で最も低かった主将は「あーだこーだ考えるより、思い切って打席に入った」。

 飯塚の初球、低めの142キロをすくい上げた。打った瞬間、本塁打を確信すると、余韻を味わうかのようにゆっくりと歩きだす。バックスクリーン直撃の逆転3ランで主導権を握った。

 九回にも打者一巡の猛攻で7点を奪うなど、終わってみれば福留と鳥谷がそろって4打点。ベテラン勢だけでなく、2年目の糸原、5年目の陽川がともに4安打と若手も躍動し、先発の藤浪に今季2勝目をプレゼントした。

 金本監督は、前夜に続いての5番起用がはまった陽川の活躍に「調子が悪いときに辛抱の仕方を覚えれば、レギュラーに近づく」とご満悦。「また切り替えてやる」と陽川が言えば、福留は「このいい流れに乗りたい」。チーム防御率はリーグ1位。課題の打線が活気づけば、首位広島の対抗馬の筆頭だ。 (中川耕平)

 

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