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【スポーツ】

筒香、底力の逆転弾 凡打の次打席 即修正

6回DeNA1死二塁、筒香が右越えに逆転18号2ランを放つ=横浜スタジアムで

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◇DeNA2−1広島

 DeNAが逆転勝ち。1点を追う六回に筒香が18号2ランを放った。東が6回1失点と踏ん張り6勝目を挙げた。継投で1点のリードを守り抜いた。山崎が16セーブ目。広島は野村が粘れず、打線も1点止まりだった。

      ◇

 打ちにいった瞬間、少しだけ懐に食い込んできたカットボールにDeNAの筒香は対応できなかった。三回2死一、二塁。野村が投じた142キロに詰まらされ、結果は平凡な右飛。1点を追う序盤、2死から築いた同点機を生かせず、主砲は悔いた。「点を取れるところで取れないから、苦しい展開になった」

 だが、次打席ですぐさま挽回の機会が巡ってくるあたりが、野球の神様に愛されている証しだろう。0−1のまま迎えた六回1死二塁。打ち取られたのと同じ内角のわずかに浮いた速球に、今度は「うまく反応できた」。大きな弧を描いた打球は、青一色に染まった右翼席に届いた。

 見えない“敵”に悩まされていた。この日の横浜スタジアムは本塁から右翼方向に風が吹いていた。だが、筒香いわく「打席ごとに風向きが変わって、同じ球種でも違うように見えた」。気まぐれな風を味方につけた野村の前に、打線は五回まで散発3安打。その右腕が唯一「投げきれなかった」と後悔した1球を仕留めてみせた。

 ここ2試合は無安打で「振りすぎていた。しっかり球を捉えることに(意識を)置いた」。高い修正能力を示した主将の一発で、チームは首位広島に2日連続での逆転勝利。勢いに乗って、7月を迎える。 (中川耕平)

 

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