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【スポーツ】

菅野、強気でコイ封じ

広島戦で力投する巨人先発の菅野=東京ドームで

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◇巨人4−0広島

 巨人は六回に坂本勇の12号2ランで先制し、八回にマギーの2点適時打で加点した。菅野は再三のピンチで粘り、8回6安打無失点の11奪三振で9勝目を挙げた。広島は打線が大瀬良を援護できず、零敗で巨人戦の連勝が4で止まった。

     ◇

 一回と三回を除き、毎回走者を許した。簡単には凡退してくれない広島打線。その重圧にさらされながらも、巨人の菅野は攻めた。「絶対に本塁にかえさない強い気持ちを持って投げた」。8回無失点。前回は打ち込まれた相手を真っ向からねじ伏せ、雪辱の9勝目をつかんだ。

 捕手はいつもの小林でなく、公式戦では初めてバッテリーを組む大城。試合前、緊張で硬くなっていた東海大の後輩に声を掛けた。「打たれたら俺が責任を取る。思い切ってリードしてほしい」。序盤から果敢に内角を要求するルーキーの強気の配球に、菅野も応えた。

 一回は3者連続の空振り三振。中盤以降はピンチの連続だったが、要所で150キロを超える直球にスライダーがさえた。六、八回はいずれも走者を背負った場面で、4番鈴木をその横に鋭く曲がる変化球で三振に。119球。11奪三振の快投だった。

 6月28日の前回対戦では5回4失点。リードを守り切れず、黒星を喫した。そこから中7日。ローテーションを再編してまで託された前半戦最後の広島との3連戦初戦で貫禄を示し、「手応えのある勝利」とうなずいた。

 この3連戦で3連敗すれば、球宴前に自力優勝の可能性が消えていた。チームを救ったエースに「きっちりやり返してくれた」と高橋監督。この1勝を浮上のきっかけとしたい。 (中川耕平)

 

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