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【スポーツ】

錦織、ウィンブルドン4強逃す 13連敗 ジョコの壁

男子シングルス準々決勝で、ノバク・ジョコビッチに敗れうつむく錦織圭=ウィンブルドンで(共同)

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 【ウィンブルドン=共同】ウィンブルドン選手権第9日は11日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(日清食品)は第12シードで元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3−6、6−3、2−6、2−6で敗れ、日本男子で1933年の佐藤次郎以来85年ぶりとなる準決勝進出を逃した。

 初のベスト8に進出した錦織はジョコビッチと互角の打ち合いを展開したが、第3セット以降は要所でショットのミスが出た。ジョコビッチ戦は13連敗となり、通算2勝14敗となった。

 2年連続最多9度目の優勝を狙う第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)は第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と顔を合わせた。

◆絶好機にミス連発

 潮目が変わった。錦織が追い付いて迎えた第3セット中盤。ジョコビッチのサーブを攻めて0−40と絶好機を得ながら、ショットのミスが重なって連続失点した。ジュースから競り合った第5ゲームを奪えず、続く自身のサービスゲームではフォアハンドが乱れてブレークを許す。つかみかけた流れを手放した。

 日本男子で85年ぶりの4強入りを目指して難敵に挑んだ準々決勝は、序盤からスーパープレーの連続だった。錦織が股抜きのショットでしのげば、元世界1位の実力者が驚異的なフットワークで決まったと思われた球をつなぐ。第1セットは高い守備力とミスの少なさで上回ったジョコビッチに先取を許したが、リターンがさえた第2セットを奪取。盛り上がる観客も錦織を後押しした。

 12連敗中で迎えた一戦は芝コートでの初対決。「芝での戦いが合ってきた。新しい試合になる」と、10度目の出場で勝ち上がるごとに積み重ねた自信もあった。2勝13敗と直接対決の数字ほど過去の試合は一方的ではなかったが、勝負どころで見せるプレーの質の差が明暗を分けた。

 4回戦で治療を受けた右肘にはテープが巻かれ、薬を服用した第3セットから特にフォアのミスが目立ち始めた。鋭いリターンや精度が上がったサーブで渡り合い、右手首故障からの復活は印象づけたが、ジョコビッチの壁は高く厚かった。 (共同)

 

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