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【スポーツ】

巨人・山口俊、ノーヒットノーラン 4年ぶり79人目

ノーヒットノーランを達成し、小林(左)から祝福される巨人の山口俊=東京ドームで

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◇巨人5−0中日

 巨人の山口俊投手(31)が27日、東京ドームで行われた中日12回戦で史上79人目、通算90度目のノーヒットノーランを達成した。試合は巨人が5−0で勝ち、連敗を6で止めた。

 無安打無得点試合は2014年に西武の岸孝之(現楽天)が達成して以来。セ・リーグでは13年の中日・山井大介に次いで38人目(41度目)となる。巨人では杉内俊哉が12年に達成したのが最後だった。

 山口俊は六回まで走者を許さない完全試合ペース。四球を出した七回も、ピンチを切り抜けた。打者28人に1四球を与えただけで103球で封じ、今季8勝目を挙げた。アウトの内訳は三振5、内野ゴロ13、内野飛球3、外野飛球6だった。

◆1四球「夢の一つ達成」

 巨人の山口俊が無安打無得点試合で8勝目。チームの連敗を6で止めた。直球、変化球とも切れがあり、許した走者は七回の四球の1人だけ。二回にマルティネスの来日初本塁打、六回にマギーの適時打で援護した。

 ◇ 

 最後は中日の大島を一ゴロに打ち取り、自然と膨らんだ輪の中で仲間と抱擁した。巨人の山口俊が無安打無得点を達成。「プロに入ってノーヒットノーラン、完全試合は夢だったので一つ達成できて良かった」とにっこり笑った。

 状態は良くなかったが、制球重視で抑えた。走者を許さずに迎えた七回は「完全試合を意識した。ただ、甘くいってノーヒットノーランがなくなるのも嫌」とわずかに心が乱れ、先頭に四球。さらに暴投などで1死三塁のピンチとなった。「三振しかない」と力を入れるが、平田には三塁前にゴロを打たれた。マギーがさばき、本塁への好返球でタッチアウト。好守に助けられ「流れがあると思った。いける感じがした」と気楽になった。

 巨人に加入した昨季は右肩違和感で出遅れ、初勝利を挙げた6月14日はお立ち台で涙も。この日は一転、涙もろい男の涙腺が緩むことがなかった。「去年は迷惑を掛け、自分もきつかった。今年は開幕から何とかやれている。その違いじゃないですか」と笑った。昨季はグラウンド外での不祥事もあり、1勝1敗に終わった。

 先発の一角として貢献した自負があるからこそ2回7失点で降板した前回の広島戦が悔やまれる。「チームは違うけど、やられたらやり返す」。汚名返上の快投で巨人の連敗を6で止めた。

<山口 俊(やまぐち・しゅん)> 大分・柳ケ浦高から06年に高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団した。大型の右腕投手として先発と救援の両方で活躍し、フリーエージェント(FA)権を行使して昨季、巨人に移籍した。今季でプロ13年目を迎え、通算成績は48勝51敗111セーブ。187センチ、97キロ。右投げ右打ち。31歳。大分県出身。

 

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