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【スポーツ】

竜2年ぶり5連勝 執念の押し出しサヨナラ

ヒーローインタビューでガッツポーズをする中日の大島(右)とビシエド=ナゴヤドームで

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◆中日4−3巨人

 中日がサヨナラ勝ちで5連勝とした。3−3の九回無死満塁から大島が押し出し四球を選んだ。九回のピンチで好救援した岩瀬が今季初勝利を挙げた。九回に鈴木博を攻めて同点とした巨人は沢村が自滅し、連勝が3で止まった。

 2ストライクから、4球続けてボール球だった。九回、「チーム全員で勝ってやろう」と誓った中日の大島が押し出し四球を選んだ。サヨナラ勝ちにベンチからナインが一斉に飛び出す。人事を尽くして天命を待った。だから最後は、3四球と敵失で勝利が転がり込んできた。そんなふうに思える一丸の戦いだった。

 まずは山口俊への雪辱。1週間前、無安打無得点試合を許した右腕の立ち上がりに襲いかかった。先頭の京田が中前打。大島が感じていた「みんな口に出しては言わないが、誰が1本目を打つのか」という心配を打ち破ると、早々に2点を奪い取った。

 九回に鈴木博が再び同点打を浴びたが、救援した岩瀬が「2アウトだったのでとにかく抑えればいい。走者のことは頭になかった」と窮地をしのいでサヨナラ勝ちへの流れをつくった。互いのつまずきを助け合い、ようやく手にした2年ぶりの5連勝。チームとしての力が結実した。

 「山口にやられてから、こうやって勝てる試合が多い」。森監督の言葉通り、無安打無得点試合をバネにした。敗戦の翌日、土井打撃コーチが選手にわびたという。その姿に、京田は「二度と土井コーチを謝らせてはいけない」と誓った。屈辱から1週間、目覚ましい変身を遂げたチームのリードオフマンは「いい投手だが、何とか打ち崩さないといけない」と前を向く。4日の相手先発はエース菅野。照準を6連勝に合わせた。 (浅井貴司)

 

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