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【スポーツ】

<ジャカルタ・アジア大会>谷川翔、メダル届かず 体操・男子個人総合

男子個人総合決勝谷川翔のつり輪=榎戸直紀撮影

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 男子個人総合決勝で世界選手権(10〜11月・ドーハ)代表が不在の日本は野々村笙吾(セントラルスポーツ)が6種目合計85・950点で銀メダルを獲得した。谷川翔(順大)はあん馬で落下し、84・850点で4位だった。林超攀が86・750点で金メダルに輝き、肖若騰(以上中国)が85・550点で銅メダル。

 団体総合などの予選も兼ねており、日本は合計256・650点で2位となり、22日の決勝に進出した。中国が261・750点の1位、韓国が245・200点の3位で通過した。 (共同)

◆期待の有望株 2年後へ課題 

 体操男子で世界の先頭を走る中国が一線級を送り込んできた。東京五輪で頂点を争うライバルとの差は、果たしてどれほどあるのか。2年後の勝負を占う個人総合で、19歳の谷川翔の可能性と課題を見た。

 昨秋の世界選手権を制した肖と2位の林(いずれも中国)は前の班で演技を終え、それぞれ85・550と86・750。谷川は得意のあん馬を残して71・600を重ねていた。林に勝つのは難しいが、世界覇者の肖は捉えられる。「ちゃんとやればメダルは取れる」という欲も、頭から消していたはずだった。

 落ち着いて演技に入り、倒立から脚を開いて旋回するF難度「ブスナリ」へ。「倒立から旋回への仕掛けで焦ってしまった」。バランスを崩して落下し、肖を上回る可能性はついえた。

 「股関節の軟らかさでバランスを取る技術の幅がなくなっていた」と原田監督。「あくまで技術の問題」と分析したが、「緊張したら出ちゃうかな」と気をもんでいた。

 今春の全日本選手権で内村航平(リンガーハット)の11連覇を阻んだが、続くNHK杯は最後の鉄棒で落ちて世界選手権の代表入りを逃した。あと一歩で乱れるのは、若さゆえのもろさもあるのか。中国に対抗できる力を、22日の団体決勝は最後まで見届けたい。 (ジャカルタ・佐藤航)

 

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