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【スポーツ】

<ジャカルタ・アジア大会>小関、接戦制し金 200平

競泳男子200メートル平泳ぎで優勝した小関也朱篤。右奥は2位に入った渡辺一平=共同

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 わずか0秒01の差だった。男子200メートル平泳ぎで日本勢がワンツーフィニッシュ。先にタッチした小関は「あまり覚えていない。ラストは死ぬかと思った」。そう振り返るほどに必死な思いで、この種目で世界記録を持つ渡辺から逃げ切った。

 「前半から攻めたレースをしたい」とのプラン通り、序盤から積極的に泳いだ。渡辺に先行したまま前半100メートルを1分0秒89でターン。「頭一つでも出られれば、プレッシャーをかけられる」と後半に突入した。最後の50メートルは消耗が響き、約1秒近くあった貯金を減らしていた。

 ただ、終盤の余力を考えない飛び出しには理由があった。「うまくまとめるレースはしたくなかった」。すべては2年後を見据えた戦略。2分7秒81の記録には納得せずとも、「東京五輪で2分5秒台で優勝するには、これぐらいの前半が必要になる。一度味わうことは非常に重要」と自ら評価した。

 前回大会では平泳ぎで頂点に立てなかった。今回はテーマを明確に持った上で制覇した。「課題を克服できるように、しっかりトレーニングしていく」。挑戦して得た成果をこの先で見せる。 (磯部旭弘)

 

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