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【スポーツ】

<ジャカルタ・アジア大会>国技バド「エアー!」会場熱狂 圧力に桃田「心折れそう」

 「エアー!」「ウー!」。大きな掛け声がこだまする。得点が入れば割れんばかりの歓声。インドネシアの国技バドミントンの会場は、日本の朴柱奉監督の「世界で一番うるさい体育館」との言葉もうなずける。

 インドネシアが五輪で獲得した7個の金メダルはすべてバドミントン。18日の開会式も聖火リレーの最終点火者は1992年バルセロナ五輪女王のスシ・スサンティさんが務めた。脈々と息づく伝統を誇る競技だ。

 22日の男子団体決勝は、インドネシアが世界最強の中国と激突。体育館にはあふれんばかりの観客が詰めかけ、階段通路にも所狭しと座り込んだ。ジョコ大統領が応援に駆けつけた注目の一戦は報道席も足りず、会場に入れなかったメディアと大会組織委員会も火花を散らせた。

 掛け声に意味はないそうだがインドネシア選手が打つときは「エアー!」と叫び声が、中国選手のショットには「ウー」とブーイングが上がった。惜しくも98年以来5大会ぶりの優勝は逃したが、地鳴りのような声援が選手を支えた。

 日本男子も21日の準決勝で熱狂の渦にのみ込まれて敗れた。ただ一人、勝利を収めた世界王者の桃田賢斗(NTT東日本)ですら「心が折れやすくなってしまう」と表現するほどの圧力だった。 (共同)

 

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