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【スポーツ】

<ジャカルタ・アジア大会>日本、スキなし5連覇 台湾を五回コールド ソフトボール

台湾を破って5連覇を果たし、喜ぶ上野(左端)ら日本ナイン=榎戸直紀撮影

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 決勝で日本が前回銀メダルの台湾を7−0の五回コールドゲームで下し、5大会連続で金メダルを獲得した。

 日本は一回に山本(ビックカメラ高崎)の適時打などで3点を先取し、二回には山本の3点本塁打などで4点を追加。上野(ビックカメラ高崎)、藤田(太陽誘電)の継投で得点を許さなかった。 (共同)

◆先発上野 向上心の新球

 アジアでは勝って当たり前。5連覇。だが、2002年大会から、5大会連続で優勝しているのは、上野ひとりだけだ。16年にわたり、トップに立ち続けるのは当たり前ではない。超人といってもいい。「5連覇を達成できてよかった。年々、日本の力を出せるようになっている」。今大会初めて先発した上野はそう言って、笑みを浮かべた。

 立ち上がりは甘い球が多く、先頭打者に大きな当たりの左飛。続く打者にも右中間へ二塁打を許した。3番には四球。いきなりピンチを招いた。「油断していたし、テンポが悪かった」と話したが、宇津木監督が種明かしをする。「上野はいろんなボール、新球を試していた」。球種が多いエースが今なお、向上心を持ち、成長しようとしている。監督は「満足せずに新しい自分を探していく。大きな進化だと思う」とたたえた。終わってみれば3回無失点で試合のリズムをつくった。

 開会式で旗手を務めた今大会の顔。「旗手うんぬんではなく、指名してもらってよかった。ソフトが注目されるのがうれしい」。個人のことよりも競技普及に力を注ぐ。そのためには、2年後、さらに輝かなくてはならない。「ここは東京へ向けての通過点です」。進化を遂げる36歳はそうきっぱり言った。 (森合正範)

 

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