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【スポーツ】

堂安、伊藤ら初選出 森保監督 初陣代表23人発表

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 【ボゴール(インドネシア)=佐藤航】日本サッカー協会は30日、16強に進んだワールドカップ(W杯)ロシア大会後では初の日本代表の試合となる国際親善試合のチリ戦(9月7日・札幌ドーム)と、コスタリカ戦(11日・パナソニックスタジアム吹田)に臨むメンバー23人を発表した。20歳のMF堂安(フローニンゲン)や伊藤(ハンブルガーSV)、19歳のDF冨安(シントトロイデン)、佐々木(広島)の4人が初選出された。

 最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングはチリ12位、コスタリカ32位。55位の日本は9月3日から合宿を開始する。

 森保監督は、アジア大会が開かれている当地で発表会見に臨み、初のフル代表の指揮となる試合に向け、「勝ちにこだわり、チームとしてもつながりを持って挑んでいきたい」と抱負を語った。W杯メンバーは山口(C大阪)ら6人で、香川(ドルトムント)や大迫(ブレーメン)、乾(ベティス)らW杯の主力だった海外組の招集は見送った。

 原則23歳以下で争われる東京五輪世代(現21歳以下)で編成され、アジア大会に出場中のU−21代表も率いる森保監督は、東京五輪世代から選んだ堂安、伊藤、冨安について「フル代表のグループに入ってもいいだけのパフォーマンスを見せてくれている」と話した。

◆新戦力発掘から着手

 W杯ロシア大会の後、7月の就任会見で森保監督が新生・日本のテーマを「世代交代」と掲げたように、自身初のフル代表選考で堂安ら東京五輪世代の3人を初選出した。「まずは選手個々の力を見せてもらいたい」と期待を膨らませた。

 一方で今回は、五輪監督との兼任の難しさもうかがわせた。選手選考の際の視察について、アジア大会に参戦するU−21(21歳以下)代表を指揮するために国内視察を途中でとりやめ、技術委員ら日本協会の協力を仰ぐなど、限界があったことも明かした。アジア大会メンバーからの抜てきの可能性もあったが招集しなかった。

 その中で、16強入りしたW杯ロシア大会のメンバーからは経験を伝える「継続性」の意味を含め、控え組だった槙野ら6人が招集された。一方で主力組だった顔触れはゼロ。「シーズンの最初なので、その選手の立ち位置、状況を踏まえて」と移籍間もない乾らはあえて見送った形。だが、長く主将を務めた長谷部(アイントラハト・フランクフルト)がW杯後に代表引退を表明するなどした状況では、新戦力の抜てきが欠かせない。

 今回のメンバー入りが4年後を保証するものではない。指揮官も「最初から呼んだ選手、チームがコア(核)だとは思っていない。多くの選手を見つつ、チームをつくっていく」と競争を促している。 (佐藤航、唐沢裕亮)

 

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